全ての物事には良い面もあれば悪い面もあります。
一見メリットしかないと思われる店舗のリフォーム・リノベーションについても、デメリットが存在します。
今回の記事で詳しく紹介するので事前に把握しておきましょう。
お金がかなりかかる
リフォーム・リノベーションを行う場合でも、工事内容によっては数千万円にも及ぶことがあります。
しかも、大規模な工事であれば、家具や家電をすべて撤去したり、仮店舗を用意しなければならないこともあります。
もし、家具・家電をトランクルームなどの保管場所に保管するとあると、費用や、仮住まいを借りる費用も必要になることもあります。
リフォームリノベーションを検討する際には、工事費だけでなく、その他に必要なお金もきちんと計算しておきましょう。
また、リフォーム・リノベーションをしたいけど、なかなか費用が捻出できない場合もありますが、「リフォームローン」などもあり、数十万円から借りることができるので、少々の資金不足でも活用することができます。
もし、自己資金では足りないという方は、ぜひ検討してほしい資金調達方法です。
リフォーム内容に制限がかかる場合がある
リフォームリノベーションは、基本的には自由です。リフォームとくらべて自由度が高いので、すきなように施工できるケースが多いです。
しかし、施工する店舗によっては制約が出てきます。
構造に関わる柱、階段などは、動かしたくても動かせませんので、それらを残しながら効率的なプランニングを考えなければなりません。
また、柱ではなく壁で家を支える「壁構法」で建てられた店舗では、壁の移動や窓の増設が難しくなります。
たとえ可能であっても、計画によっては強度を低下させてしまうこともあるので注意が必要です。
このように、リフォームリノベーションとはいえ、思い通りの工事ができない場合があります。
対処方法としてはリフォームリノベーションを前提としてテナントを探すことです。
ある程度どこに制約が出てくるのか事前に分かるので、デザインの幅が広がります。
また腕の良いリフォーム業者さんにお願いをすれば、制約のある中でも自分の要望を満たすための設計をしてくれます。
まとめ
リフォーム・リノベーションにはメリットもあれば、デメリットも存在しますが、デメリットをしっかりと把握し、対処方法も知っているだけでリフォーム・リノベーションを活用し、機能的かつ理想的なデザインの店舗に生まれ変わることができるので、とても心強い方法になります。
これからリフォームリノベーションをやってみようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。