店舗のリフォームリノベーションをする時、少しでも費用を浮かすために居抜き物件を選ぶ方も多いでしょう。
名古屋市内も多数の居抜き物件がありますが、どれでも良いと言うわけではありません。
今回は、名古屋の居抜き物件選びで失敗&後悔しないための必要な知識をご紹介していきます。
そもそも居抜き物件とは?
ある物件の内部設備をそのままに、貸し出しや売りに出されている不動産のことです。
例えば、新たに美容室を開業するためには、椅子や洗髪機など様々な設備を新たに購入する必要がありますが、居抜き物件ではその必要がありません。
そのため、初期投資を抑えることができます。
また、工事を最小限に抑えることができるので、環境にも優しく、物件を購入(賃貸)してすぐに事業を始めることができます。
もちろん、過去に使用されていた設備の可能性もありますので、多少の汚れや傷がある場合もありますし、機械の中には古い機種もあるかもしれません。
名古屋市内で居抜き物件を探すときの注意点
注意点としては、店舗に残っている備品をどこまで使っていいのか明確にしておく必要があります。
例えば備品の中には、椅子やテーブル、電話機、専門的な機器などが含まれており、どのようなものをどのくらい使っていいのかを事前に取り決めておかないと、認識の違いが生じる可能性があります。
また、店舗に残っている備品や什器が、前任の所有物ではなく、リース品である場合があります。
リース品が含まれている場合は、売主がリース会社に備品や什器を返却するか、残額を精算して所有権を取得してから引き渡す必要があります。
また、什器や建具は中古の状態で引き渡すことになるので、予期せぬ問題が起こらないように、引き渡す前に取り扱いの確認をしておくと良いでしょう。
また、トラブルを未然に防ぐためにも、備品に問題がある場合は、どのような対処を行ってもらえるのかも事前に決めておくべきです。
まとめ
お店を繁盛させるためには店舗をよくすることがキーポイントですが、そのリフォームやリノベーションに必要な資金をなるべく抑えるには、居抜き物件をいかに探し出せるかにかかってます。
しかも、居抜き物件だからといって安易に手をだすと、必要以上にリフォーム・リノベーションに必要な工事内容が増えてしまい、結局予算オーバーになってしまうことも出てきます。
そのため、居抜き物件選びをしっかり見極めて、失敗・後悔しないようにお店作りをしていきましょう。