店舗リフォームを行う際、大半のオーナー様は、上質な空間づくりや効率を考え、作り込んだデザイン設計をしてしまい、結果的に予算を超えてしまったり、必要ないものを設置してしまったりと、デメリットが発生してきます。
今回は、作り込む内装ではなく、盛り込む内装として、無理のないデザイン設計のポイントを解説致します。
作り込むより盛り込む内装!
作り込む内装とは、デザインからレイアウトまですべてをリフォーム時に完結させる内装のことを言います。
店舗改装となれば、収益アップや新ビジネスの展開など、入れ込んでしまうものです。
しかし、実際に作り込んでしまった内装は、使い勝手が悪かったり、デザインを変えたいと思った場合にも、修正するためにさらなる費用がかかり、結果的に経営を圧迫する悪材料となってしまったというケースは少なくありません。
では、盛り込む内装ではどうでしょう。
盛り込む内装とは、リフォーム時にすべてを簡潔させるのではなく、
「デザインもレイアウトも少し物足りない」
という程度にリフォームをとどめておき、あとから什器類やディスプレイを配置して空間づくりを完成させる方法です。
作り込まない分当然費用を抑えられ、店舗の雰囲気を変えたい場合にも再リフォームに比べ圧倒的に安価に済むメリットがあります。
盛り込む内装を行うポイント
盛り込む内装では、ディスプレイを配置して店舗空間を完成させていくため、配置するディスプレイが店舗空間を作り出すカギとなるのです。
その為、内装を行う際は、デザイン性よりもどのようなディスプレイを置いてもデザインがまとまる内装にする必要があります。
なので、店舗内装に使用する色は3色までにして、使用する木材も出来るだけ統一させることがポイントとなります。
シンプルでかつ統一感のある空間づくりを行えば、内装が出来上がった後に配置するお店のコンセプトに合ったディスプレイが際立ち、
安価で上質、さらに変更がきく上質空間を作り出すことが出来ます。
店舗コンセプトを踏まえた無駄と無理のないデザイン設計
盛り込む内装としてシンプルなデザイン設計を行うにしても、店舗コンセプトがかけ離れていては良い店舗づくりはできません。
「どのような店舗にしたいか」
という1番重要なリクエストから、無駄なく、無理なくデザイン設計をしてくれるリフォーム会社を選ぶことが出来れば、満足のいく理想の店舗づくりが行えます。