ヘアサロンをリフォームする際、「1番費用が掛かるのは?」「費用を抑えるには?」などの費用面に関する悩みが多いと思います。
費用を抑えることは重要ですが、安さに囚われてしまうと、店舗全体がみすぼらしい雰囲気となってしまい、集客ダウンになりまねません。
今回は、ヘアサロン(美容院)のリフォーム費用の割り振り方をご紹介します。
物件ごとの違い
リフォーム費用を振り分ける際、物件種類により、その割り振り方は大きく変わります。
まずリフォーム対象としている物件の種類を把握しましょう。
スケルトン物件
スケルトン物件は、内装や設備がない状態の物件を言います。
元の内装や設備が無い分、デザインやレイアウトに自由性があるというメリットはありますが、1から作り上げなければならない為、費用が多くかかるデメリットがあります。
居ぬき物件
居ぬき物件とは、前店舗の設備や内装、什器類が残っている物件を言います。
ヘアサロンという同じ業種の居ぬき物件で、状態が良ければ什器類も使用でき、設備関係にかかる費用も抑えられるため、非常に魅力的です。
反対に、元のレイアウトがある分、リフォームデザインの自由性には欠けてしまう事がデメリットになります。
費用の割り振り
ヘアサロンリフォームの場合、最も費用の掛かるのは【設備工事】です。
給排水は、配管を隠蔽する必要がある為、単純に設備配管を施工するだけでなく、それらを隠蔽する内装が伴ってくるため、費用がかさみやすく、設備器具はヘアサロンで使用するシャンプー台なども高額となります。
リフォームの際、設備工事が50%程度を占めると言っても過言ではないほどです。
反対に最も費用が掛からないのは【内装工事】です。
仕切りを細かく設ける必要がない分、内装の値段が抑えられることが特徴です。
シンプルにかかる費用の割合は
- 設備工事50%程度
- 内装工事10%程度
- 電気工事10%程度
- 什器類30%程度
上記の割合を目安に、業者見積などを依頼すると、無駄に費用をかけずにヘアサロンリフォームが可能となります。
内装費用をいかに抑えられるかがヘアサロンリフォームの鍵ともいえるでしょう。
リフォーム費用を抑える効率的な方法は?
リフォーム費用を抑える最も効率の良い方法は、物件探しです。
設備工事に大きく工事費用が掛かってしまう為、給排水設備工事を抑えられる居ぬき物件を見つけることです。
さらに品質を保ったうえで費用を抑える場合、物件探しからデザイン設計、施工まですべてに対応している会社を探すことが出来れば、業種ごとに発注するよりも経費や手数料が抑えられるためさらに費用を抑えることが可能です。
ロルフは、物件探しから施工まで対応しており、「費用を抑えたいけどみすぼらしい店舗にはしたくない」というオーナー様には非常におすすめしたいリフォーム会社です。