オシャレなカフェをはじめたい時に、コンテナハウスを利用したいと考える方が増加しています。
キッチンカーよりも設備やデザインにこだわることができる分、コンテナハウスはカフェの開業に適していると言えます。
今回は、コンテナハウスでカフェを開業するための初期費用や相場について解説します。
コンテナハウスでカフェを開業する際の費用の相場
コンテナハウスでカフェを開業するためには、コンテナ代や工事費用、固定資産税などがかかります。
コンテナハウスの費用
コンテナハウスは新品を購入する場合と中古を購入する場合で費用が異なりますが、小さいコンテナで16万円程度になります。
中古のコンテナの場合、12トンで16万円からの相場で、20トンでは18万円から、40トンで28万円程度の価格帯になっています。
また新品の場合だと、カスタムデザインのコンテナは数百万円以上になることも多いです。
開業費用
コンテナハウスをカフェとして利用するためには、基礎工事や内装工事、設備工事などを行う必要があります。
カフェを開業するための初期費用が150万円〜400万円程度は必要になります。
- ・基礎工事:10万円~
- ・設備工事:10万円~
- ・外装工事:3万円~
- ・壁材:1万円~
- ・床材:6万円~
- ・天井材:3万円~
- ・照明:1万円~
これは最低限の費用のため、デザインや設備にこだわりたい場合には初期費用も多くかかります。
税金・その他
コンテナ費用や工事費用の他にも税金や錆(サビ)、雨漏りの対策などの費用が必要になります。
コンテナには固定資産税が発生するため毎年のランニングコストとして負担することになります。
またコンテナを維持するためには、シロアリ駆除や防錆加工、雨漏り対策なども発生することが多いです。
コンテナハウスでカフェを開業する際のポイント
コンテナハウスはJIS規格に合っているか確認する必要があります。
JIS規格とは、日本の製品に関する規格や測定法などが定められた日本国内の国家規格のことです。
日本国内で製造されたコンテナは問題ないのですが、海外製のコンテナはJIS規格に適合していない可能性もあります。
JIS規格に適合していない場合には、違法建築物として行政指導などを受ける可能性があるため、注意しましょう。
まとめ
コンテナハウスを利用したカフェの開業はおしゃれで個性的なビジネスとして注目されていますが、高い開業費用や経営に必要な資格や許可取得など、様々なポイントを考慮する必要があります。
計画をしっかり立て、必要な初期費用と理解することで魅力的なカフェを運営することができるでしょう。
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