コンテナハウスでも一般的な飲食店と変わらず厨房機器をそろえる必要があります。
コンテナハウスで飲食店を開業する場合には、厨房の費用はいくらかかるのでしょうか?
今回は、コンテナハウスの厨房費用の目安や厨房機器の注意点などを解説します。
コンテナハウスで飲食店を開業する際の厨房費用は?
コンテナハウスで飲食店を開業するためには、一般的な飲食店と同じような厨房機器が必要になります。
厨房機器を揃えるだけで、200万円〜400万円程度の費用がかかる点に注意しましょう。
シンク
飲食店を開業する際には、食器や調理器具を洗浄するための設備が不可欠です。
飲食店の営業許可を受けるためには、基準として2槽以上のシンクが必要になりますが、食器洗浄機がある場合には1槽でも許可される場合があります。
またサイズとして幅450mm、奥行360mm、深さ180mm以上の大きさが必要になります。
食器棚
コンテナハウスでは限られたスペースで営業することになりますが、食器棚も必要不可欠であり営業許可でも衛生的に保管できる設備の設置が義務付けられています。
食器棚はお客様から見えない場所に設置しても問題がないため、中古品を購入することも一つの手段となります。
作業台
飲食店で調理をするためには作業台や、冷蔵庫などを兼ねたコールドテーブルが必要です。
調理スペースを広げるためやコンテナ内のスペースを確保するためにコールドテーブルを購入するなどスペースを有効活用しましょう。
冷凍庫・冷蔵庫
スペースを確保することも大事ですが、冷凍冷蔵庫は必要なものが全て入るものを選びましょう。
食材などが全て入らないと追加で購入する必要になり後悔することもあります。
製氷機
飲み物を提供する際には製氷機も必要になります。
製氷機は夏場にどの程度利用するかでタイプや大きさを選ぶようにしましょう。
コンテナハウスで飲食店を開業する際のレイアウトのポイント
飲食店の厨房ではドライキッチンとウェットキッチンの2種類がありますが、コンテナハウスではドライキッチンが一般的です。
ドライキッチンとは床を乾燥した状態で保つ厨房のことで、床に雑菌などが繁殖しにくく衛生面でも優れています。
特に軽飲食であるカフェなどではおすすめになります。
まとめ
コンテナハウスの飲食店でも保健所の定めた基準に従って厨房機器を揃える必要があります。
そして一般的な飲食店と同じように厨房費用がかかることが分かりました。
コンテナハウスを開業する前にキッチンの種類など理解して適切な厨房設備を揃えましょう。
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