「理想のお店をつくりたいけれど、内装にいくら使えるか分からない」。名古屋市でカフェや美容室、小売店を開業するときは、店舗設計と資金計画を一緒に進めることが大切です。
創業融資を検討する際も、借りたい金額を先に決めるのではなく、何にいくら必要かを具体化するところから始めましょう。
創業融資は、設備と運転の両方を考える
日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」は、新たに事業を始める方などを対象に、設備資金と運転資金を扱う制度です。利用には審査があり、希望額の借入れが決まっているわけではありません。
内装や機器の購入だけに資金を振り向けると、開業後の支払いが苦しくなる可能性があります。お店を完成させる費用と、営業を続けるための費用を分けて把握しましょう。
開業費用は、4つに分けて整理
- 物件にかかる費用:保証金、仲介手数料、開業前の家賃など。
- 設計・工事の費用:内装、電気、給排水、空調、看板など。
- 営業準備の費用:厨房機器、家具、レジ、備品、広告など。
- 開業後の費用:仕入れ、人件費、家賃、水道光熱費など。
これらは予算を整理するための分類です。融資上の資金区分や対象になる支出は、金融機関に確認してください。支払日も書き出すと、どの時点で資金が必要か見えやすくなります。
内装見積もりを、創業計画の根拠に
日本政策金融公庫では、設備資金の申込みに見積書を準備します。設計会社には、業種、候補物件、ご予算、開業希望時期を共有し、必要な工事を整理してもらいましょう。
例えば同じカフェでも、ドリンク中心か調理を伴うかで、必要な設備や工事が変わります。席数を増やす案も、厨房やスタッフの動線と合わせて検討することが大切です。
概算と、内容が確定した見積もりを区別しましょう。
未調査の設備や未決定の仕様があれば、その前提を明記。融資相談時の計画と、最終的な工事内容に差が出た場合は、金融機関にも早めに相談します。
返済と営業を続けられる予算にする
売上は客単価、客数、営業日などに分けて見込みを立てます。売上が想定を下回る場合や開業が遅れる場合も考え、必要な支払いと返済を賄えるか確認しましょう。
融資は返済が必要な資金です。補助金とは別の制度であり、補助金も採択や入金時期が確定する前から、使える資金として扱わないことが大切です。
名古屋市・近隣での開業を具体化する
名古屋市には「新事業創出資金」もあります。北名古屋市・一宮市・春日井市などでの出店は、所在地や事業内容に合う制度を各自治体・金融機関に確認しましょう。
ROLFでは、店舗デザイン設計から工事まで一貫して対応しています。内装の希望と資金計画の両方を共有し、必要な工事と優先順位を整理するところから、お店づくりを進めましょう。
制度情報は2026年10月2日確認時点。利用条件・対象経費・必要書類は申込先で確認してください。