店舗を一から設計してオープンさせたいと思った時に、一体どのように取り組んだら良いか手探り状態の方も少なくありません。
しかも、店舗設計となれば、どのような流れで、どこの会社にお願いするれば良いか、迷ってしまうことが沢山あるかと思います。
今回は、店舗設計の発注タイミングや設計期間などについて解説していきます。
店舗完成までの流れ
【打ち合わせ】
デザイナーと打ち合わせしていきます。
ここでは、予算はどれくらいで、こういったイメージの店舗にしたいといった要望をわかりやすく伝えていきます。
【デザイン提案】
打ち合わせから数週間後に仮のデザイン案が出来上がってきます。
必要があれば複数回提案を受けてください。
【デザイン決定】
今までの集大成といっていいでしょう。
話し合った内容や要望を踏まえて最終デザインが決定します。
依頼主のOKがもらえたら決定となり、次の工程へ進みます。
【施工会社の選定】
施工を別の会社に依頼する場合は、いくつかの会社に見積もりをとりましょう。
出揃うまでに1週間〜2週間程度かかります。
施工も行える設計事務所の場合は、この手間が省略できます。
【着工】
複数の会社が現場に入り、現場監督の指揮のもと施工していきます。
【竣工】
施工工事が完了したら、図面通りに工事が終わった確認します。
【店舗引き渡し】
問題がなければ、依頼主へ出来上がった店舗を引き渡します。
このような流れで店舗は作られていきます。
タイミングや設計期間
以下の通り、発注前にしておくことがいくつかあります。
【参考デザイン】
デザインをイメージして、伝えていくのは非常に難しいことです。
イメージに近い写真や雑誌の切り抜きを用意し相手に伝えやすい準備をしましょう。
認識の違いを生むことのないようにしておくことがポイントです。
【予算確保】
予算をしっかり決めておきましょう。
少し多めに用意ができると物件の幅が広がるため、選定しやすくなります。
【物件の選定】
物件を決定しておくというよりは、だいたいここかなといった感じで選んでおくとよいでしょう。
発注するタイミングとしては、物件が決まる前が理想的です。
効率よくスムーズに話し合いや提案などが進められるので、できることなら物件が決まる前ですが、決まってからでも発注は可能です。
まとめ
店舗が完成するまでの流れをみると、かなりの時間をかけて進めていくことがわかります。
思い立ったらすぐできる!という訳ではありませんので、時間に余裕をもって設計事務所へ依頼しましょう。
もし、あまり時間がない場合は、最初の段階で相談しておくことで、後々のトラブルが少なく済む場合が多いため、計画的に物事を進めましょう。