店舗設計する際に、補助金を利用することで必要な費用の負担を減らすことができるため、賢くお得に店舗設計することが可能となります。
しかし、補助金には様々な種類があり条件や審査なども異なってくるため、受け取れることを前提に店舗設計を進めてしまうと思わぬ失敗をしてしまう場合も多いです。
今回は、店舗の適した補助金を受け取るための注意点を解説していきます。
補助金を利用する際の注意点
補助金を申請して、効率よく活用するためには、注意しなければならないポイントがあります。
補助金は、全ての店舗で利用できるとは限りません。
条件や申請できる期間を確認しておかないと、計画に支障が出る場合もあります。
ここでは、補助金を有効活用するために注意するポイントを紹介します。
補助金が廃止される場合がある
補助金には、様々な種類がありますが、廃止されることも頻繁にあります。
補助金は、国や地方公共団体の財源で創設されます。
しかし、予算は限られているため、時期によって廃止と創設を繰り返す場合が多いです。
タイミングが悪いと店舗に合った補助金が存在しないこともあるので、注意しなければなりません。
補助金の条件を満たす必要がある
補助金は、申請するだけで利用できるわけではありません。
補助金には、利用できる期間や申請するための条件や審査があり、すべて満たすことで利用できます。
例えば、小規模事業者持続化補助金では従業員が5人以下の商業・サービス業であることや補助金額にも上限があります。
また、補助金の条件を満たしても、事業計画書などの申請で審査が通らなければ受け取ることができないです。
補助金を受け取るためには、店舗の事業計画が補助金の条件に一致して採択される必要があり、確実に受け取れるわけではないことを覚えておきましょう。
補助金は原則として後払いになる
補助金の申請が通ったとしてもすぐに受け取れるわけではありません。
補助金は後払いが原則となります。
また、経費の補助や、リニューアルをした後に条件を満たしたことが確認されたら補助金を受け取ることが可能です。
そのため、店舗の改装前の必要資金として補助金を利用する計画を立ててしまうと、予算が足りなくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
補助金が給付されないことも想定して資金に余裕を持って計画することをオススメします。
まとめ
補助金は頻繁に創設・廃止があり、店舗に適した補助金は時期が良くないと利用できません。
また、補助金には、条件や審査を満たす必要があり、必ず受け取れるとは限らないので、給付されない場合でも問題ないように必要資金を用意して計画を立てておくことが大事です。