ダウンライトは、天井のスペースをとらない形状をしているため、店舗だけでなく住宅などでも広く使われています。
しかし、設置には専門の業者への依頼が必要であり、広い角度を照らすことにも向いていないため、使用する場所を使い分けることが大切です。
今回は、店舗にダウンライトを設置するメリットやデメリットについて紹介します。
店舗の照明の役割
店舗の照明は、店舗内や商品を照らすだけでなく、空間を演出するため重要な役割を担っています。
店舗照明によって商品の魅力や価値を高めたり、お客様の購買意欲を高めることもできます。
そして、店舗照明は多くの種類がありデザインも豊富です。
店舗内の場所や商品によって照明器具も使い分けることで、店舗の売上にも大きな影響を与えることが可能です。
ダウンライトとは
ダウンライトは、天井面に埋め込むタイプの照明器具のことです。
シーリングライトやペンダントライトなどと似ていますが、ダウンライトは天井面に埋め込まれる照明器具のことを指します。
天井をフラットにすることで、空間をすっきりと見せることができるようになります。
また、小さな光源ですが、狭い範囲を集中して照らすことができます。
ダウンライトのメリット
店舗を広くオシャレに見せることができるダウンライトですが、取り入れるメリットについて詳細をみていきましょう。
空間を広く見せる
ダウンライトは、天井内に埋め込むため圧迫感を取り払い、限られた店内のスペースを広く見せることができます。
他の照明器具でもオシャレに演出できますが、照明自体が目立ってしまうことやスペースを取られてしまい、店内が狭く感じられることもあります。
ダウンライトは天井に凹凸が発生しないため、すっきりとした印象を与えたい場合にとても有効になります。
メンテナンスしやすい形状
ダウンライトは複雑な形状をしていないため埃がたまりにくい形状です。
そのため掃除が楽になり日々のメンテナンスにかかる時間を短縮できます。
また、ダウンライトの電球をLEDにすることで、電球の寿命も長くなり交換の手間も少なくすることができます。
ダウンライトのデメリット
かんたんに器具の交換ができない
ダウンライトは天井に埋め込むため、天井が高い場合や形状が交換しにくい場合もあります。
シーリングライトなどは住宅用にも広く使用されており交換も容易になっています。
ダウンライトは専門的な知識がないと漏電や火災につながるリスクがあるため、電気工事士などの有資格者である交換業者に依頼することが安全な方法になります。
そのため器具の交換には業者を呼ぶ手間が発生し、費用もかかってしまうデメリットがあります。
ただし、ダウンライトは設置してから交換する機会も少なく、一体型と電球交換型があり、電球交換型にすることで簡単に照明を変更することもできます。
照度の面積が狭い
ダウンライトは性質上、真下を照らすため店舗のレイアウトに注意する必要があります。
ダウンライトはシーリングライトなどと比較して照度の角度が狭いため、広い面積を照らすためには必要な照明の数が多くなります。
店舗の商品やインテリアなどの配置に合わせてダウンライトを設置する必要があるため、レイアウトを大きく変更することも容易ではありません。
そのため飲食店やレイアウトの変更が少ない場合は、ダウンライトを上手に活用することができます。
まとめ
ダウンライトはシンプルな形状でオシャレでありながら、天井をスッキリと広く演出することができます。
しかし、店舗に設置する際にはレイアウトや配置に注意する必要があるため専門の業者にしっかり相談をすることがとても大切になります。