小さなカフェを開業する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのか疑問に思っている方も多いと思います。
小さいカフェよりも規模が大きい方が有利に感じるかもしれませんが、小規模なカフェにも利点が多く存在します。
今回は、小さなカフェを開業する際のメリットやデメリットについてみていきましょう。
小さなカフェを開業するメリット
コストを抑えられる
小さなカフェを開業する場合、一般的なカフェを開業するよりもコストを抑えることができます。
カフェの開業に必要なコストには、物件費の他に内装外装の工事費や備品の購入費などがありますが、店舗が狭い分だけ費用は少なく済むメリットがあります。
10坪程度の小さなカフェでは、開業資金に500万円以上かかりますが、広い店舗になると1,000万円以上かかることも多いです。
少ない資金で開業したい場合には、小さなカフェから選択することも大事な選択です。
少ないスタッフで営業することができる
規模が小さいカフェでは、席数も少ないため接客や調理などの仕事量も減り、必要な店舗スタッフの数も減らすことができます。
お小さなカフェにすることでスタッフを雇う必要もなく、一人で経営することや夫婦での経営をすることも可能になります。
カフェでアルバイトを雇わないことで人件費の削減ができ、家族経営をすることで節税効果にも期待できます。
顧客との信頼関係を築きやすい
小さなカフェは店内のスペースが狭いため、お客様との距離感が近いことが特徴です。
お客様とのコミュニケーションがとりやすくなることで、アットホームな雰囲気を出すことができ、常連客を増加させやすくなります。
店舗の狭さを逆に利用して、お客様との信頼関係を強めることができます。
小さなカフェを開業するデメリット
売上を上げにくい
規模が小さいカフェだと売上を大きく伸ばすことが難しい傾向にあります。
限られた店内には席数を増やす余裕はないため、たくさんの顧客を取り込み売上をどんどん伸ばしていきたいという方には向いていません。
開放的な印象を出しにくい
小さなカフェは、店舗面積が狭く圧迫感があるため、開放的な印象を演出することができません。
大きなカフェやチェーン店は、店内の様子や雰囲気が分かりやすいですが、小規模な店舗では入りにくいと思うお客様も少なくありません。
小規模なカフェを開業する際には、外から中の様子が見えるようなガラス張りなど、お客様が入りやすいと思える工夫をすることが求められるようになりますので、施工会社としっかりと相談していくことが大切です。
まとめ
小規模なカフェは少ないコストでの開業や顧客との距離の近さというメリットがあります。
しかし、小さなカフェにも物件費や内装費などは必要になるため、デザイナーが在籍している施工会社へ相談をすることで失敗しない店舗づくりにすることができるようになります。