カフェの開業を考えているけど、内装デザインで失敗しないか不安という方も多いかと思います。
カフェの内装デザインは、調査不足により追加の工事が後から必要になってしまったり、逆にこだわりすぎて居心地が悪くなってしまうなど失敗してしまうケースがさまざまあります。
今回は、カフェ開業で失敗しない内装デザインのポイントについて解説していきます。
カフェの開業で失敗しやすいポイント
カフェは開業しやすい一方で、毎年多くの店舗が廃業しています。
カフェの開業で失敗しないためには、よくある失敗例を知り、同じことを起こさないように対処法を考えておくことが重要になります。
初期費用や運転資金に余裕がない
カフェの開業では、内装工事や備品の購入費、物件購入費などの初期費用に加えて、経営していくための運転資金が必要になります。
カフェの初期費用に資金をかけすぎると運転資金が足りなくなり、食材の購入や家賃の支払いができなくなり廃業するリスクがあります。
カフェの運転資金は開業後の半年程度は確保しておくことが大切です。
居抜き物件の調査不足
居抜き物件は以前の経営者がなぜ売却を決めたのか確認しておきましょう。
居抜き物件を調査せずに購入してしまうと、ターゲット層の客が少ないことや近隣の住民とのトラブル、物件の構造に欠陥があるなど取り返しのつかない事態に発展してしまいます。
前の経営者の廃業理由を調べ、自身の経営と関係があるのかを調査しておくことが大切です。
厨房と客席の照明や空調
カフェの内装では、厨房や客席に必要な照明や空調が配置されている必要があります。
カフェの空調はスタッフの快適な空間を作るための重要なポイントになります。
空調の配置に偏りがあると奥に行き届かないこともあり、お客様がストレスを感じてしまうことにもつながってしまいます。
また照明についても一部に偏ってしまうと、均等な明るさを維持できません。
内装の設計に失敗してしまうと後で追加の工事費用などが必要になるため、照明や空調の配置は快適に過ごせるよう慎重に決めることが大切です。
内装の色や素材
カフェの内装デザインで色や素材は店舗の雰囲気を決める重要なポイントです。
色や素材が適していないと、コンセプトがぶれてしまい特定のターゲット層を引き寄せることができなくなります。
失敗しないためには、あらかじめデザイン会社に依頼をしてコンセプトに沿った内装デザインを設計してもらうことです。
まとめ
落ち着きたい時に利用されるカフェの開業では、コンセプトを最大限に生かす工夫をすることが大切です。
そのためには事前に物件の調査を怠らず、デザイナーが在籍している施工会社に必要なポイントを相談することが失敗しないコツとなります。