飲食店では、どのようなコロナ対策を行うべきか、悩みが沢山あるかと思います。
コロナの感染拡大を防ぐべく対策としては、非接触型の飲食店にすることによって、利用するお客様の不安を和らげることができ、さらに売上や収益に繋がることもあります。
今回は、飲食店を非接触型にするためのポイントについて解説します。
コロナ禍で有効になる非接触型の店舗デザイン
集客につながる非接触型の飲食店に必要なことは、以下のようなものがあります。
飲食店を非接触型にすることは、感染対策だけではなく、お客様や店舗スタッフが安心して過ごせる環境を作るために必要になります。
非接触設備を導入する
非接触型設備を取り入れることによって、感染対策になるだけでなく、お客様に安心感を与えることができます。
非接触型設備には、以下のような種類があり、店舗に合った設備を導入することで感染リスクを抑える効果があります。
・自動ドア
・非接触スイッチ
・自動検温器
・非接触決済システム
・タブレット型の注文機器
・自動水栓
飲食店では、不特定多数の人間の出入りがあるため、従来の手動のドアや水栓では、どうしても感染リスクが伴ってしまいます。
ドアノブや、蛇口などを触れずに利用できるよう自動化することによって接触を防ぐことができます。
また、会計時の現金でのやり取りを嫌がるお客様もいるため、クレジットカードやQRコード決済などキャッシュレス決済を導入することも効果的です。
一方で、非接触型の設備の導入には費用がかかるため、すべての設備を取り替えることは難しいので、店舗に適した設備から導入を検討しましょう。
抗菌作用のある内装材
壁材や、床材を抗菌作用のある素材に取り換えることで、感染防止の効果があります。
不特定多数の人間がいる空間では、咳やくしゃみなどによる飛沫感染のリスクがありますが、漆喰などのウイルスを分解するような効果のある素材を取り入れることで、拡散を抑えることが可能です。
壁や床のリフォームが難しい場合でも、空気清浄機などを設置するだけでも、ある程度の空気感染による効果があります。
また、食事する際は、マスクを外すため、透明の飛沫防止アクリル板を設置することも感染拡大を防ぐことにつながります。
清掃のしやすい内装デザイン
非接触型の飲食店では、清掃のしやすい環境づくりが大切です。
お客様の入れ替わりのたびに清掃する必要があるため、掃除がしにくいインテリアなどがあると作業効率に影響が出てしまいます。
家具や内装は、できるだけフラットな形状にすることで、清掃がしやすくなり、さらに感染の防止にもつながることになります。
まとめ
飲食店を非接触型にすることで感染対策だけでなく、お客様が安心して来店することができます。
結果的に集客に結びつくため、予算の範囲内で非接触型の設備の導入やリフォームを積極的に取り入れることを検討しましょう。