店舗を開業してから数年が経つと内装や設備も劣化していき、傷や汚れが目立ってきます。
そのため、店舗をリフォームしたいけど、営業も続けなくてはならないため、工事の時期に悩んでいる方も多いと思います。
今回は、内装リフォームを行うタイミングはいつがベストなのかを解説します。
内装リフォームのタイミングの目安
内装リフォームのタイミングに決まりはありませんが、設備や内装材の経年劣化やサービスの一新など必要になったタイミングが最適な時期になります。
店舗の維持には、どうしてもメンテナンスが必要になるため、数年おきにリフォームが必要かどうかを確認することが大事です。
店舗のデザインや印象を変えたい時
店舗経営に停滞や伸び悩みを感じており、デザインや印象、サービスなどを変えたい時期にはリフォームを検討しましょう。
店舗のサービスやメニューを変更する場合には、店舗のコンセプトも再度考え直す必要があります。
そのため新しいコンセプトに沿った店舗デザインにするためリフォームも必要になる場合があります。
店舗をリフォームすることでサービス面とデザイン面の両面をアピールして収益に繋げることができます。
設備の入れ替えが必要なタイミング
店舗では様々な設備機器を扱っており、約10年から15年の耐用年数で交換時期になることが多いです。
また長期間使用しても壊れていない設備に関しても定期的にメンテナンスを行う必要があります。
古くなった設備を使用し続けていると、途中で故障したりお客様からクレームを受けたりとトラブルが発生してしまうかもしれません。
店舗の設備機器はまとめてリフォームするのではなく、設備機器ごとの耐用年数や劣化具合を判断して、その都度リフォームすることが大切です。
内装の老朽化の修繕が必要になった時
壁や床などの内装の修繕が必要な時期もリフォームの適切なタイミングといえます。
店舗の内装はこまめに掃除をしていても長期間使用していると劣化します。
耐用年数は壁や天井の壁紙で6年程度、床では約10年といわれており、傷や汚れ、剥がれなどが目立ってきます。
壁紙の張替えだけならデザイン会社などの設計をした会社に依頼する必要はありませんが、壁紙の変更でコンセプトとかけ離れてしまうリスクもあります。
内装のリフォームではデザイン会社と相談しながら進めることが重要になります。
まとめ
店舗の経営を続けていくためには定期的な内装リフォームが必要になります。
今回紹介したように内装のリフォームはまとめて行うのではなく、設備や壁、床など修繕が必要になる最適な時期に行うことが大事です。
また内装リフォームではコンセプトからかけ離れないように注意が必要なため、デザイン会社と話し合いながら進めていくことをおすすめします。