店舗の壁をリフォームする際に、室内塗装か壁紙クロスにするか悩む人も多いと思います。
壁紙にも種類がありますが、室内塗装では壁の素材の良さを出しながら幅広い色を選択することができます。
今回は、壁の室内塗装のメリットや注意点について解説をします。
室内塗装のメリット
室内塗装では、幅広い色を選ぶことができ、素材の良さを引き出すことが可能なので、店舗のコンセプトに沿った理想の壁をデザインすることができます。
メンテナンスがしやすい
室内塗装のメリットは、傷や汚れが出た場合にも塗り替えがしやすい点があります。
室内塗装では、汚れた箇所をピンポイントで補修することが可能で、費用を抑えることができます。
ただし、壁紙が汚れた時には、一部だけ張り替えることは難しいため、壁紙全体の交換が必要となります。
幅広い色を選択することができる
壁を塗装する場合には、多くの色から店舗のコンセプトに合った色を選択することができます。
さらに室内塗装は、ペンキの色を組み合わせることで店舗の雰囲気に合ったこだわりの色を作り出すことが可能になります。
ただし、壁紙は色やデザインが限られているため理想のデザインを見つけることが難しいです。
塗り替えの際に廃材がでない
室内塗装では、塗り替える際に廃材が出ないというメリットがあります。
壁紙の場合、張り替えると廃材を処分するための手間や費用がかかることになります。
室内塗装を選ぶことは廃材を出すことのない環境にやさしい改修といえます。
室内塗装の注意点
室内塗装では、壁紙の張替えよりも手間や費用がかかる点に注意する必要があります。
塗料の臭いが気になる
塗装では、ペンキなどの塗料を使用するため、塗装した直後にはペンキ特有の臭いが室内に残る場合があります。
塗料の臭いは時間が経過するにつれて消えていきますが、ペンキの臭いが気になる人にとっては不快感を覚えるかもしれません。
塗装した後に換気をしっかりすることで、匂いによる不快感を与えなくする事ができるため、通気性を良くすることを忘れないようにしましょう。
施工期間が長い
壁の室内塗装は、壁紙の張替えよりも施工期間が長くなる傾向にあります。
壁紙の張替えでは、半日もかかりませんが、室内塗装の場合には、下地の補修からはじめるため半日から4日間程度の施工期間が必要となります。
また完成した後も、壁が乾燥するまで待つ必要があることも不便な点になってしまいます。
まとめ
壁は、店舗の中でも大きなスペースを占めるため、質感や色にはこだわることがとても大切です。
さらに室内塗装には、壁紙では表現できないような幅広い色を組み合わせたデザインにすることができます。
また壁の塗装は、塗料などを慎重に選択することが大切になってきますので、デザイナーが在中している施工会社に相談することで、理想の店舗デザインを実現することができます。