飲食店では、個室でゆったりと食事をしたいというお客様も多いですが、完全個室を導入するには広い空間や費用がかかってしまいます。
そこで、半個室を導入することで低予算で特別感を演出することも可能です。
今回は、飲食店に半個室を導入するメリットや完全個室との違いを解説します。
飲食店における個室の種類
飲食店によって、個室や半個室など種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
完全個室
完全個室とは、ドアや襖、壁などによって仕切られている部屋のことをいいます。
具体的には、料亭の個室やカラオケボックスの個室などが該当します。
半個室
一方で半個室とは、完全に四方が仕切られている状態ではなくカーテンや暖簾、パーテーションなどで仕切られている空間のことをさします。
一部だけ壁があるような、居酒屋やネットカフェなどの客席が当てはまります。
飲食店によって、完全個室と半個室の定義は異なります。
店舗によっては、個室がパーテーションで区切られた簡易な作りになっていることもあるため、明確な定義の違いはありません。
飲食店で半個室を導入するメリット
飲食店で。半個室を設置することで。高級感や特別感を演出することや、半個室ごとに雰囲気を変えることも可能です。
完全個室を導入するためには多くの費用がかかってしまいますが、完全個室にはない半個室のメリットについてみていきましょう。
低コストで導入できる
半個室は、個室よりも少ない壁の数を用意すればいいので、低コストで導入することが可能です。
個室を設置する場合には。必要になる壁や柱の数も増えるため、内装工事もかかることになります。
完全個室を導入する予算がない場合でも、低コストで設置できることが半個室の魅力といえます。
感染症の対策をすることが可能
半個室では感染症対策をとることができます。
近年の感染症の流行によって、お客様は想像以上に飲食店の感染症対策に敏感になっていることが多いです。
半個室の導入によって、周りのお客様との仕切りができることで、安心して利用することができます。
特別な空間をつくることができる
半個室では他の客室と差別化することで高級感や特別感を演出することができます。
仕切りがない客室では周囲の視線や話し声などで落ち着いた雰囲気を作ることは難しいです。
半個室を導入することで、非日常感を味わうことができ、リラックスして食事を楽しむことができます。
まとめ
飲食店における半個室の導入は、少ない予算で居心地の良い空間を提供でき、感染症対策をとることができることが魅力です。
コロナ禍の現在では、半個室の需要は増加し続けています。
お客様のニーズにこたえるために、半個室を導入して売上のアップにつながる店舗を設計していきましょう。