近年増加傾向にあるネイルサロンは、女性はもちろんのこと男性でも通うお客様が増えています。
しかし、店舗が増えることによってネイルサロンには他店との差別化が求められます。
定期的な施術から自分へのご褒美など利用されやすい店舗を作るためには快適な空間を設計することが大事です。
今回は、ネイルサロンで快適空間を作るポイントについて解説していきます。
ネイルサロンのターゲット層は女性
ネイルサロンもメインターゲットは女性です。
お客様は、女子力を上げることや癒やしを求めて来店するため、居心地の良いリラックスできる環境を作ることが重要です。
ネイルサロンでの滞在時間は、1時間から3時間かかるといわれており、施術の最中にも緊張せず、視線や音が気にならない誰にも邪魔されない店舗デザインが求められます。
ネイルサロンで快適な空間を作るポイント
長期間の施術にも疲れない環境
ネイルサロンでは長時間の施術でも疲れない環境を整えることが大事です。
ネイルカラー:1時間
ジェルネイル:1〜2時間
スカルプチュア:2〜3時間
施術の内容によって異なりますが、1時間から3時間程度の滞在が必要になります。
長期間の滞在でも、疲労を感じさせないためには、家具や照明にこだわる必要があります。
具体的には、ネイルチェアは快適性を重視しましょう。
施術によって体勢が変わる場合には、柔らかいリクライニングチェアがオススメです。
清潔感を保つ
ネイルサロンは、美容に関わる施術であるため、清潔感に気を配ることが大切です。
そのため、清潔感を維持するには、メンテナンスのしやすい内装や明るい色を基調とすることが求められます。
施術で頻繁に掃除が必要になる床や壁は、掃除がしやすい素材を選びましょう。
床材は、水洗いができないと不便であるため、塩ビタイルなどの耐水性や耐久性に優れた素材を選ぶことでこまめに掃除をすることができます。
プライベートに配慮した作り
ネイルサロンに通うお客様は、施術だけが目的ではなく、会話を楽しみたい方もたくさんいます。
オープンスペースの席や座席数が多いと、隣のお客様やスタッフが気になってリラックスできないことや会話や悩みを相談しにくい環境になってしまいます。
そのため、個室を用意することやパーテーションなどの区切りを設置することで、半個室にすることでプライベートに配慮した店舗設計にすることができます。
まとめ
ネイルサロンでは、清潔感やリラックスできる環境が重視されます。
店舗設計の段階で、メンテナンスがしやすい素材や長期間の滞在でも疲労しない家具などを選ぶことで、居心地の良い快適な空間を作ることができます。