小規模なカフェでは、チェーン店のようなブランド力が低く知名度も低いため、集客力を高めることが難しいとされています。
もちろん、立地やメニューなども大切ですが、集客力を高めるためには、いくつかのポイントを抑えることで小規模なカフェでも十分に成功できる可能性があります。
今回は、小規模カフェでも集客アップをするコツについて解説します。
小規模カフェの特徴
小規模のカフェとは、具体的な広さでいうと10坪以下になります。
限られたスペースを最大限に利用するためには、無駄のない動線やデザイン、インテリアの配置をしなければいけません。
座席の数やカウンター席とテーブル席の割合などをコンセプトに応じて計画しましょう。
また小規模のカフェだからといってお客様が窮屈に感じるような思いをさせてはいけません。
客席の間隔や必要な動線の確保をしっかりとることが大事です。
小規模カフェの集客のポイント
狭い店内で有効に集客をするためには様々な工夫をする必要があります。
厨房と客席の割合や動線の配置など広い店舗と比較して妥協しなければいけない点も多いので注意しましょう。
回転率を重視
スペースを有効利用するために回転率重視のレイアウトにすることも考えられます。
テーブル席が多いと小規模な店内だと十分な客席数を確保できない可能性もあります。
カウンター席のみに変更することやスタンド席にすることで椅子を配置せず回転率を上げることで集客力を高めることも検討しましょう。
店内の動線を最低限にする
小規模な店内で快適な空間を作るためにはシンプルな動線にすることが大事です。
動線が複雑になっていると十分な通行スペースが確保できずにお客様同時やスタッフがぶつかってしまうリスクや客席の間隔が狭くなり不快な空間を作り出してしまうこともあります。
たとえ狭い店内であっても人が1人通ることができるように、通路は600mm程度確保することが重要です。
また、収納スペースもカウンター席の下部やデッドスペースを有効活用するなど工夫をすることが求められます。
内装のデザインで広くみせる工夫
デザインによって店内を広くみせることもできます。
白色は膨張色と言われており、壁などに採用することで広さを演出することが可能です。
逆に黒色などの暗い色には引き締まったイメージがあるため避けたほうが良いでしょう。
他にも入り口を低く設計して店内の天井を高くみせることなどでお客様に開放感を与えることもできます。
まとめ
小規模なカフェは、開業資金が少ないというメリットがありますが、限られたスペースで営業しなければならないため上記のような工夫を凝らすことが重要です。
まずは、店舗のコンセプトをしっかりと決めておくことからはじめましょう。
また、動線や内装のデザインはデザイナーが在籍している施工会社に相談することで、オシャレで効率の良い店舗デザインを提案してくれます。