おしゃれな美容室にしたいけど、どのようなポイントに注意すればいいのか悩まれる方が多いと思います。
実は、マイナスポイントを減らすことで、お客様の第一印象を大きく変えることができます。
今回は、オシャレな美容室(サロン)の店舗デザインにおける共通点について解説します。
おしゃれな美容室の共通ポイントとは
SNS映えする雰囲気
ここ数年の人気になる美容室は、SNS映えするフォトジェニックな雰囲気がある点が共通しています。
コンセプトに合ったデザインでも、ありきたりな雰囲気の店舗では、あまり印象に残りにくいものです。
最近では、施術の後に写真をとるため、写真撮影用のスペースを設置している美容室もあるほどです。
また、SNSにて、スタイリストがカットモデルさんの施術後に投稿するケースも増えているため、写真や動画が映える雰囲気を作っています。
そのため、お客様に、他店と違う雰囲気や驚きがある部分などの仕掛けを作ることで、記憶に残りやすいです。
非日常感のある空間
美容室では、施術をするだけではなく、非日常感を味わいたいというお客様も多いです。
美容室に来店するお客様は、自分を綺麗にしたいと思っているため、日常と変化のある空間が求まられます。
リラックスできる内装デザイン
美容室で長時間の滞在をするためには、居心地の良い空間にする必要があります。
お客様は、施術中に体や頭を自由に動かせないため、座っていても気疲れしない工夫をしましょう。
他のお客様と視線が合いにくいように、仕切りなどのパーテーションを設置することや、座席の向きを丸見えにならないように工夫することが大切です。
機能性の高い素材を選ぶ
美容室では切った髪や薬剤、水などが床に落ちるため汚れやすいです。
そのため、床や壁材は汚れにくく、掃除のしやすい素材を選ぶことが大切です。
メンテナンス面を考慮すると、壁や床は防水性の高い素材にする必要があります。
また、床は、凹凸のない素材にすることで、スムーズに掃除をすることができます。
機能面を考えて設計をしないと、床や壁が傷みやすくなり交換時期が早くなってしまいます。
動線を考えたデザイン
美容室では、ストレスなくお客様を誘導できる動線を設計しましょう。
美容室は、待合席からの移動やシャンプー席への移動など、お客様に移動してもらう場面が多いです。
そのため、スムーズに誘導することができる動線を作る必要があります。
「内装や空間はオシャレだけど通路の行き来が不便だった。」などと、お客様に思われることは、なるべく避けなければいけません。
まとめ
おしゃれな美容室では、デザイン面だけでなく、動線や居心地の良い空間など、多くの点に注意する必要があります。
そして、独自のコンセプトを明確にすることで、他店と差別化することができ、SNS映えする店舗を作ることもできます。
美容室の内装デザインを設計する際にはデザイン会社に相談することが大切です。