カジュアルバーの内装費用や物件の選び方にポイントはあるのでしょうか。
カジュアルバーは1杯500円程度から楽しめるため気軽に入店しやすい特徴がありますが、内装工事では注意しなければならないポイントがいくつかあります。
今回は、カジュアルバーをオシャレな内装にするポイントや内装費用について解説していきます。
カジュアルバーとは
カジュアルバーは、気軽に入店ができる敷居の高くないバーのことです。
カジュアルバーでは、お酒の知識がなくても問題がなく、仲間や友達で盛り上がれるような雰囲気があります。
高級志向のオーセンティックバーと比較しても内装材を高品質なもので揃える必要はなく、低コストで開業できることが魅力の一つです。
カジュアルバーの内装費用
カジュアルバーの内装費用は、スケルトン物件と居抜き物件で異なります。
スケルトン物件では、1坪当たり30万円から60万円の内装費用が必要になります。
何もない状態からスタートするため、工事期間は1か月程度必要になります。
居抜き物件の内装費用の相場は1坪単価で15万円から30万円です。
スケルトン物件の内装費用の半分程度に抑えることができ、工事期間も1週間から2週間で終わります。
一方でオーセンティックバーの内装費用は100万円以上かかる場合が多いため、カジュアルバーは比較的低予算で開業をすることが可能です。
カジュアルバーの内装デザインのポイント
カジュアルバーの内装はスケルトン物件もしくは居抜き物件にすることでも違った雰囲気になります。
カジュアルバーを開業する際に、失敗や後悔しないためのポイントについて紹介していきます。
内装工事は専門業者に依頼する
カジュアルバーの内装は、専門の業者に依頼することがオススメです。
カジュアルバーの一部の工事を自分自身で行うことで予算を抑えることは可能ですが、バーでは雰囲気作りがとても重要になります。
専門の業者以外が工事を行うと、どうしても手作り感が出てしまい、リピートしたくなるような魅力的なバーを作るのはとても時間がかかってしまいます。
内装デザインにこだわりがある場合には、スケルトン物件を選び、内装工事の予算を抑えたい場合には、居抜き物件を選ぶことで費用を抑えることができます。
回転率を重視する
カジュアルバーは、低価格帯で経営するため回転率を高くする内装デザインが求められます。
回転率を高めるためには、ソファーなどは置かずに座席の間隔をオーセンティックバーよりも狭くすることや、床材や椅子などを掃除がしやすい素材で統一することなどがあります。
まとめ
バーにも様々な種類があり、カジュアルバーでは気軽に楽しめる作りである一方で回転率の高さが求められます。
内装工事でバーの特性なども考慮して専門の業者と相談しながら決めていくことがとても大切です。