高級感のあるバー(Bar)では、内装の雰囲気作りがとても重要になります。
内装デザインで雰囲気作りに失敗してしまうとリピート客の獲得もしにくくなり、新規のお客様を獲得することも難しくなってしまいます。
今回は、バー(Bar)に高級感を出す内装デザインのポイントについて解説していきます。
バーに高級感を出す内装デザインのポイント
照明で雰囲気を出す
高級感のあるバーでは、店内の照明を暗めに設定しましょう。
照明を程よい暗さにすることで、気持ちを落ち着かせてリラックスできる居心地のいい雰囲気を作ることができます。
また照明の色は、オレンジ色の電球色を取り入れることでリラックス効果があります。
電球色は他にも安心感やストレスの軽減、癒しの効果などがあるため、落ち着いた雰囲気のバーを作るためには欠かせません。
バックバーの見栄え
カウンターの後ろの棚であるバックバーの見栄えをよくすることで魅力的な高級感のあるバーを作ることができます。
バックバーではボトルの位置と素材の選び方を重視しましょう。
ボトルの位置はメーカーごとに適切な間隔に並べることで印象が良くなります。
バックバーの色や素材はカウンターと合わせることで統一感が生まれます。
またバックバーでは機能性を重視した配置にすることも大事です。
見栄えだけを気にするとお客様に提供する時間が遅れてしまう可能性もあるため、注文に対応しやすいようボトルを配置しておくことを意識しましょう。
カウンターの素材
カウンターはバーの顔となるとても重要な要素になります。
カウンターは高級感・重厚感の印象を与える素材にすることで存在感が生まれ、全体の雰囲気を牽引する役割となります。
カウンターでよく使用される素材には、チークや大理石、無垢材などがあります。
チークやカリンなどの木材は、うす暗いバーの雰囲気とマッチします。
なかでもチークは、高級材であり耐久性が高く、木目が綺麗なことが特徴です。
カリンは、赤を基調とした素材なため、暗い店内でも存在感を出すことができ、インテリアと統一させることでより高級感を演出することができるようになります。
カウンターの高さ
バーの種類によって適切なカウンターの高さは異なります。
高級感のあるバーではローカウンターにすることで座り心地が良く長時間滞在しやすい空間を作りやすいです。
ローカウンターは足が床につくため座りやすいことが特徴で、年配の方でも安心して利用することができます。
一方でハイカウンターは長時間座ることに適していないため、カジュアルバーなどの回転率を重視するバーに向いています。
まとめ
高級感のあるバーの内装デザインでは、設備の素材や色にこだわる必要があります。
店内の明るさを決める照明やバーの顔であるカウンターやバックバーには特に力をいれて素材選びにこだわることをオススメします。
ただし、木材は価格が高価になる可能性もあるため、価格を抑えたい、店舗の内装デザインに統一感を出しながら高級感のあるカウンターにしたいという方はお気軽にご相談ください。