店舗をオープンさせる場合、物件の選定は、早い段階からする必要があり、資金も大変かかります。
しかも、店舗をゼロから新築を設計する場合はメリットもありますが、多くの資金が必要となり、リスクが高いとも言えます。
こういった負担を少しでも軽減させるためには、居抜き物件をリノベーションする方法がオススメです。
今回は、居抜きリノベーションにおける店舗デザインの注意点ついて解説していきます。
居抜きリノベーションとは
居抜き物件とは、前にそこで違う方が店舗経営をしていた物件で、什器や設備などをそのまま残し居なくなった状態の物件です。
既に店舗であったことから、ひと通りのものは揃っていますが、居なくなってからの稼働してないものが多く、使えるか使えないかといった問題もでてきます。
さらに、それを処分しなければならないこともあり、慎重に選ばないと大きな費用がかかるといった事態になってしまいます。
店舗の大枠が出来上がっているため、必要最低限のリノベーションで済みます。
ゼロから作り上げる新築に比べ、施工工期が短く済むため、店舗オープンまでの時間を短縮することができます。
居抜き物件における店舗デザインの注意点
居抜き物件における店舗デザインは、前の店舗デザインが使えるかどうか確認してから行いましょう。
コンセプトを追求しすぎると、結果としてスケルトン物件を選んだほうが安く上がるなんてことが起きてしまいます。
コンビニだった物件やガソリンスタンドだった物件の後に、違う店舗が入った時などに店舗デザインの違和感が見受けられますが、店舗構造や配色も以前の店舗を連想させるつくりであることが多いです。
そのため、そのまま使うことは難しいと考えたほうが良いでしょう。
店舗デザインによって個性を引き出せるように配色していく、内装を大幅にリノベーションし、前の店舗のイメージを払拭していく必要があります。物理的な新しさも必要ですが、視覚的にアプローチする店舗デザインで、コンセプトに沿った内装・外装にしていきましょう。
居抜き物件の使えるもの、必要なものだけを選択し、使えないもの、不要なものは切り捨てるといった選択をしていかなければ、営業を始めてから支障をきたすことになりますので、注意しながら進めていきましょう。
居抜き物件は、実際足を運んで見なければ想像がつかないことも多くあります。居抜き物件のメリットやデメリットを十分に理解する必要があります。
また、居抜き物件は、実際に足を運んで見なければ想像がつかないことや不具合箇所の見落としなども多くあります。
居抜き物件のメリットやデメリットを十分に理解してリノベーションすることで賢く失敗しない店舗作りにすることができます。
まとめ
店舗をオープンさせる場合、居抜き物件をリノベーションすることで費用面の負担を減らすことができ、不具合箇所や動線なども改善できます。
居抜き物件のメリットデメリットを考慮し、リノベーションすることでデメリットをカバーできることもありますので、居抜き物件やリノベーションで困ったことがありましたら、まずはご相談ください。
