カフェや喫茶店をリフォームして開業しようとする場合、厨房のレイアウトをデザインし、必要設備を整えることは必ず必要となります。
今回は、カフェや喫茶店経営に重要な厨房のリフォームで失敗しないようなデザイン設計をご紹介します。
カフェリフォーム時に必要な厨房設備とは
飲食店のジャンルにあたるカフェにおいて、リフォーム時にしっかりと力を入れなければならない厨房設備で、必ず設置しておかなければならない設備をご紹介します。
- シンク
シンクは、食品営業許可に影響するため、許可を得られるサイズのものを選定しましょう。
※幅45㎝以上、奥行き36㎝以上、深さ18㎝以上 - 製氷機
カフェ経営において、食材の一つともいえる氷を作り出す機械は必須です。
リフォームの際は、製氷機を置けるスペースを考慮して厨房レイアウトを定めましょう。 - 食器棚
食品営業許可上、衛生的にクリアする扉付きの食器棚が必須となります。 - 冷蔵庫
軽食やデザートを提供する場合は必ず必要となる設備の一つです。
上記4点は、大小限らずカフェ経営には必ず必要となる厨房設備です。
予算にもしっかり組み込まなければならない為、要チェックしておくようにしましょう。
厨房レイアウトのコツ
大手の有名なカフェでは、複数人の従業員がスムーズに作業が出来るよう厨房のスペースが大きく設けられております。
客席を広くとるあまり、厨房設備は狭くなってしまう等のケースは多いですが、カフェ経営の要となる厨房のスペースは必ず広く設計しましょう。
参考として、カフェの場合の厨房と客席の割合は、全体の面積に対し【厨房20~25%】【客席75%~80%】の割合で配置することがコツです。
水廻り工事はトラブルにより営業ストップにもなり得る重要な工事な為、業者選びが非常に重要となってきます。
業者選びは、デザイン面、技術面においても豊富な経験と知識を要した業者を選ぶようにしましょう。
店のコンセプトや事業の大きさから的確なデザイン設計を行ってくれ、豊富な経験からトラブルが発生しやすい箇所にしっかりと目を配ることの出来る業者にリフォームを依頼することが出来れば、カフェ経営を行う上で大きなメリットとなります。
まとめ
カフェや喫茶店でも厨房設備は非常に重要なポイントです。
厨房設備を整えることは、スタッフだけでなく、お客様からの印象も非常に良くなります。
その上で、リフォームを行う際、厨房レイアウトのコツや、必須厨房設備がお役に立てれば幸いです。