店舗のデザイン設計では、スタイルを合わせ、統一感を出すことが良質空間を作り出すうえで必須となります。
その上で、デザイン設計の肝となるコンセプトを決める場合、必ず必要となる知識がインテリアスタイルについてです。
今回は、店舗リフォームにおける内装デザインの心得であるインテリアスタイルについて解説致します。
インテリアスタイルの種類
コンセプトを定めるにあたり、インテリアスタイルの基本的種類を知っている必要があります。
イメージにマッチしたデザイン設計を行う為に、インテリアスタイルの種類を知っておきましょう。
モダンスタイル
モダンスタイルとは、基本的に”白”を基調としたシンプルなスタイルです。
カラフルなイメージとは異なり、無駄な色を使用しない近代的スタイリッシュなデザインです。
和風スタイル
日本の文化を基本としたスタイルです。
畳や障子、無垢建材を使用したりする日本の要素を取り入れたデザインです。
北欧スタイル
北欧スタイルとは、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなどの、北欧のインテリアスタイルです。
ベージュやアイボリーなど、寒い地ならではの温かみのあるデザインが特徴です。
上記の基本スタイルの他、【和モダン】【北欧風モダンテイスト】などの基本をアレンジしたスタイルもあり、
アレンジの形は無限に広がります。
インテリアスタイルを決めるコツ
インテイリアスタイルを決める場合、必ず店舗形態とマッチさせるようにしましょう。
和食店でありながら北欧スタイルの店内という、店舗形態とスタイルのミスマッチは、居心地を悪くする要因になります。
「雰囲気のいい和食店に行きたい」というお客様の意思を尊重出来る店内こそが、居心地の良い上質な店舗と言えるのです。
インテリアスタイルと店舗形態をマッチさせることは、お店のコンセプトを決める土台となるべき重要なコツと言えるでしょう。
プロが提案するスタイルは唯一無二
基本的なインテリアスタイルを知らなければ、業者に対し、自分の意思表示をうまく伝えることができません。
しかし、デザイン設計を行うにあたっては、必ずプロに提案してもらうようにしましょう。
基本的なインテリアスタイルの知識だけでなく、豊富な経験から考案出来るオリジナルスタイルまで、素人とは比較にならない引き出しをプロは持っています。
しかも、費用に応じて抑えるところとしっかり使うところを上手に調整できるため、プロに相談することで低コストでも上質な空間に設計デザインすることもできます。
また、店舗形態にマッチした希望のインテリアスタイルを伝えることが出来れば、オーダー家具・設備等の制作も可能なので、よりオーナー様の要望に合った唯一無二のインテリアスタイルを提案してくれます。