ネイリストは、「勤めるよりも開業する」という独立を目的とする方の割合が非常に高い職業です。
必要な器具など安価に抑えられ、自宅で開業できることも大きな特徴ですが、ネイルサロンとしてのお店作りの方法がわからない方もいらっしゃいます。
今回は、ネイルサロン開業における失敗しない為のリフォームポイントをご紹介します。
事業計画から規模を想定
ネイルサロンに限らず、事業には計画が必要ですが、ネイルサロンの場合、想定する規模によって、リフォームのポイントも変わってきます。
テナントを借り、営業する場合
テナントを借り、中規模以上で営業する場合、スタッフ一人に対しお客様一人の個別のスペースが必要な為、パーテイションで仕切るケースや、完全プライバシーを重視し、間仕切でしっかりと区切るケースがあります。
自宅で小規模に営業する場合
自宅で小規模に営業する場合は、作業スペースと居住スペースを完全に切り離した方が良いでしょう。
アパートなどの一室を借り、営業するというケースも多くあります。
ネイルサロンに最低限必要な設備
ネイルサロンに最低限必要な設備は、コンセント設備と空調、換気設備です。
空調設備の場合、エアコンの専用コンセントを設ける必要がある為、アパートなどを借りて営業する場合などは、専用コンセントの有無を確認する必要があります。
コンセント設備は、施術に必要な器具に必要なだけでなく、お客様のスマホを充電できる充電ポートなどを配置する工夫などが大切です。
このような設備も、間仕切を設けた複数人での営業の場合、部屋ごとに必要となり、その分費用が掛かります。
リピーターゲットの為のデザイン設計
ネイルサロンは、新規顧客よりもリピーターが非常に重要です。
施術技術も重要ですが、平均2時間程度の施術中の居心地の良さを確保した空間づくりは、リピーターを獲得するための必須条件です。
自宅の一室をサロンにする場合、店舗型と違って隠れ家風・完全プライベートサロン風などにすることで、特別感を演出できますが、その為には、デザイン設計が必要となる為、サロンのコンセプトや、規模を踏まえ、豊富な経験があるリフォーム専門業者へ相談することが、最も失敗しない方法と言えます。
まとめ
ネイルサロンは、比較的利益率が多く、参入者も多い為、新規顧客を獲得や、リピーター確保の戦略が重要です。
その為、他店とは差別化できる空間作りを、妥協せずにしっかりと取り組みましょう。
失敗しない為には、資金や理想に対し無駄なく提案してくれる専門業者に依頼することがオススメです。