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【店舗設計】居抜き物件でトラブルになりやすいポイントを解説!

2023.04.11
【店舗設計】居抜き物件でトラブルになりやすいポイントを解説!

居抜き物件を活用することで初期費用を抑えるなど大きなメリットがありますが、一方でトラブルに発展する場合もあります。

居抜き物件は以前経営していた店舗を引き継ぐため、設備は中古の状態になり、中には状態が悪い設備機器も存在します。

今回は、居抜き物件でトラブルになりやすいポイントについて解説していきます。

居抜き物件でトラブルになりやすいタイミング

 

造作譲渡契約をする時

飲食店などで居抜き物件を賃貸借契約する際には、造作譲渡契約をします。

造作譲渡とは、物件に残っている空調設備や什器、厨房機器、内装設備などを引き継ぐことです。

物件の契約時に造作譲渡契約書も作成しますが、契約書に不備などがあるとトラブルに発展することも多いです。

 

引き渡しの時

居抜き物件の引き渡し時には、契約時にあった譲渡物の確認が行われます。

確認時に故障や不具合、紛失などがあると原状回復のための工事や補填費用などを請求されるトラブルになる場合があります。

居抜き物件でトラブルになるポイント

 

設備の状態によるトラブル

居抜き物件では、以前経営していた店舗の内装設備や厨房機器などをそのまま使用できることが大きなメリットです。

しかし契約時に設備の状態を入念に確認しておかないと、設備を使用したらすぐに壊れてしまうことや、既に壊れている状態であったり、店舗に適した設備でなかったりというトラブルになることも多いです。

居抜き物件の設備は中古製品なので、契約前に全ての設備の動作や状態などを確認しなければいけません。

 

リース料金の支払い

居抜き物件を買い取った後に、設備にリース機器があり支払いを請求されるというトラブルもよくあります。

リース機器がある場合には、毎月リース料金を支払う必要があり、解約する際にも手数料がかかってしまいます。

造作譲渡契約を結ぶ際には譲渡品の一覧表を確認してリース品があるのかを確認し、リース契約をどうするのかオーナーと話し合うことが大切です。

 

原状回復工事

居抜き物件を退去する際には原状回復工事が必要になります。

原状回復とは契約時の状態に戻すことで、借主が負担します。

しかし前の経営者がつけた傷などを請求される場合もあるため、契約前の状態を写真で保存することやオーナーに確認してもらうことで、どちらの過失であるかを話し合っておきましょう。

まとめ

 

居抜き物件を契約する際には、造作譲渡物の状態をしっかりと確認することが重要です。

確認を怠るとリース料金の請求や壊れていた設備の費用などを負担しなければならない可能性もあります。

居抜き物件でよくあるトラブルを理解しておくことで対処法や予防策を練ることができます。

 

 

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