店舗に駐車場を設置することはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
駐車場を設置することでバイクや自動車での来客を増やすことができる一方で駐車場の費用や維持管理が必要になります。
今回は、店舗で駐車場を設置することでどのようなメリットデメリットがあるのかを紹介します。
店舗に駐車場を設置することでデメリットになることも
土地を借りる費用
店舗に駐車場を設置する場合には、土地の賃料を支払う必要があります。
店舗に駐車スペースを作ることができないと、月極駐車場や新しく駐車スペースを借りることになり固定費の増加につながります。
そのため駐車場を設置するかどうか開業前に慎重に決めなくてはいけません。
駐車場ではトラブルが発生することも
駐車場では、様々なトラブルが発生するリスクがあります。
無断駐車や車上荒らし、お客様同士での接触事故やゴミなどの不法投棄も問題になります。
トラブルを減らすためには、管理会社への依頼や防犯カメラや看板の設置などがありますが、設備費もかかってしまいます。
店舗に駐車場を設置することのメリットとは
集客率のアップが見込める
駐車場がある店舗には、バイクや自動車のお客様が来客しやすいため売り上げの増加が考えられます。
一般的に飲食店などでは、回転率が重視されるため、ラーメン店や牛丼店、レストランなどではお昼時などにできるだけ多くのお客様に来店してもらうため駐車場を設置することはメリットになります。
入店しやすくなる
駐車場がない店舗では、お客様が入店しにくくなることもあります。
例えば、都心や駅の周辺にある店舗では、土地代が高くなる傾向にあるため、なかなか駐車場を満足に設置することができません。
駐車場が少ないと車での来客には対応しきれないため売り上げが落ちる原因になることもあります。
逆に駅から遠い立地の悪い店舗などでは、駐車場を設置することで大幅に売り上げを伸ばすことも可能になります。
路上駐車などの発生を防ぐ役割
駐車場がない店舗では、路上駐車や他の店舗の駐車場を利用して来店するお客様が発生する可能性があります。
路上駐車は、周辺の住民や店舗が迷惑するためクレームに対応しなければいけません。
店舗の評判を落とさないように必要な駐車スペースを確保することは重要です。
まとめ
店舗の駐車場には、メリットとデメリットがあることを解説しました。
店舗の経営で失敗しないためには、駐車場がどの程度必要なのかを立地や店舗のサービス、コンセプトなどから計算して設置することが大事です。