内装に木材を取り入れたいけど、どのようなメリットがあるのか気になる方も多いと思います。
実際に内装材としての木材には、リラックス効果や衛生面、安全性など人工物にはない魅力がたくさんあります。
今回は、そんな木材を取り入れることで内装デザインにどのような効果があるのかを解説します。
内装デザインに木材を取り入れる効果
木材には、優れた特徴があるため、内装デザインに木材を取り入れることで、さまざまな効果を得らることが期待できます。
では、内装デザインに木材を取り入れることによって得られる効果について解説していきます。
木材には緊張を緩和する効果がある
自然素材である木材は、視覚的にリラックス効果があるといわれています。
木材の茶色やベージュ色などの暖色系の色味は、温かみのある空間を演出することができ緊張を緩和させる効果があります。
さらに、木材の香りにはリラックス作用のある「フィトンチッド」という成分が含まれています。
フィトンチッドは加工された木材でも発せられ、香りには人を落ち着かせる効果の他にも、虫を遠ざける殺菌作用もあるため、飲食店などの内装材に適しているといえます。
そして木材には、リラックス効果に加えて集中力を向上させる効果もあります。
木材の見た目や香りによってストレスが軽減されるため作業効率もアップするため、店舗スタッフの集中力を保ちたい場合にも取り入れることを検討しましょう。
人工物ではない天然素材としての魅力
木材の魅力は、金属やプラスチックなどの人工物にはない天然素材としても魅力があります。
人工物を取り入れた内装デザインでは、スタイリッシュでクールな空間を演出することができます。
一方、木材では、温かさやナチュラルな空間を作りたい場合に適しています。
安全性や衛生面で優れている
木材は、安全性や衛生面においてメリットがあります。
木材には、滑りにくいことや衝撃を吸収する作用があるため、床材として取り入れることで足腰の負担や疲労の軽減や怪我の防止などの効果が期待できます。
また木材には、調湿機能や消臭効果など衛生面でも優れた効果があります。
湿度は季節によって変化しますが、木材は湿気を放出したり吸収したりすることで一年中室内を快適に保つことができます。
そして、悪臭などに対しても木材には空気を浄化する効果があります。
木材には定期的なメンテナンスが必要
木材にはメリットや優れた効果がありますが、劣化がしやすい素材であることを忘れてはいけません。
木材は柔らかく物が当たると傷がつきやすいことや、水に弱くカビが発生しやすい特徴があります。
内装デザインで木材を取り入れる際には定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
まとめ
木材や香りや視覚的な効果以外にも、湿度調節や抗菌作用など様々な効果があります。
内装デザインに木材を検討する際には、コンセプトをしっかりと練ることが大事なので、デザイナーが在籍している店舗設計・店舗デザインが行える会社に相談することをオススメします。