壁紙には、店舗の印象を決めるデザイン性だけでなく、店内を快適に保つ環境作りをする役割もあります。
そして、店舗の内装デザインでは、壁の素材や機能の特徴を抑えることが大事です。
今回は、店舗デザインに関する内装の壁紙・クロスの役割と選び方について解説します。
店舗における壁紙の役割
壁紙の役割には、「店舗の印象を決める」ことと、「お客様にとって快適な環境を提供する」ことの2点があります。
壁紙は、お客様が入店した際、視界に入りやすいことから、店舗の印象やイメージに大きな影響を与えます。
そのため、壁紙は店舗のコンセプトに合わせることがとても大事になってきます。
また、内装を快適な空間に保つことも大切です。
汚れにくい素材や、湿度や温度調整のできる機能性のある壁材を選ぶ室内の環境を快適に保つ役割を持っています。
内装の壁紙・クロスの選び方
メンテナンスがしやすい壁紙
店舗の壁紙は、機能性が充実していてメンテナンスがしやすい素材を選びましょう。
店舗によっては、飲食店や美容室のように汚れやすく頻繁に掃除が必要な場合があります。
そのため、傷や汚れに強い素材を選ぶことで、メンテナンスもしやすく清潔感を保つことができます。
他にも、湿度調整や断熱性など、壁紙には様々な機能があるため店舗によって必要な機能を持った壁紙を選ぶことが大切です。
店舗のコンセプトに合った壁紙
壁紙は、店舗のコンセプトに合ったデザインを選ぶことが必要です。
店舗の壁は、お客様の視界に入りやすいため、壁紙デザインは店舗の印象を左右するとになります。
コンセプトに合った壁紙にするためには、他の天井や床、家具などのインテリアとデザインを合わせることで統一感を出すことが大切です。
店舗に向かない壁紙を避ける
店舗の壁紙に適していない素材を選ぶことは絶対に避けましょう。
店舗の壁紙は、お客様の目線に立った選び方をする必要があります。
そのため、避けなければいけない壁紙は以下のような特徴があります。
・シンプルではない壁紙
・統一感のない壁紙
・機能性のない壁紙
店舗の壁紙は、シンプルなデザインが好まれます。
壁紙デザインがうるさく主張しすぎていると、お客様にとってリラックスできる空間は作ることができません。
また壁紙は、店舗全体で統一感のあるデザインにすることで、コンセプトに合った内装にすることができます。
このように店舗の壁紙は、単に好みのデザインを選ぶのではなく、お客様に快適な空間を提供するために必要なデザインや機能を選択する必要があります。
まとめ
店舗の壁紙を選ぶ際には、見栄えの良さと機能面の両立を考えることが大事です。
店舗のコンセプトや必要な機能を十分に理解することで、最適な壁紙を選択することができます。
壁紙の選び方に迷っている場合には、デザイナーが在籍し、信頼できる施工会社に相談することで、親切・丁寧に細かい調整等もしっかり打ち合わせし、施工完了までを一貫して行うことでお客様のご希望を実現させていきます。