居心地の良いカフェでは、照明デザインにも力を入れる必要があります。
照明の明るさによって提供される料理を美味しくみせることや店内の雰囲気を変えることができます。
今回は、店舗デザインにおけるカフェの照明の選び方について解説していきます。
カフェに適した照明の明るさ
カフェは飲食をすることがメインになるため、前提として食事に困らない明るさを保つことが大事です。
照明の明るさはルクス(lx)という単位で示し、カフェなどの場合では500lx程度必要になるといわれています。
そのため、食事に使用するテーブル付近は、ペンダントライトなどの照明を設置して明るさを保つ必要があります。
また、照明デザインで店内を演出するためには、明るさの強弱をつけることが大切です。
店舗全体を同じ明るさにするとテーブルが引き立たないため、通路などは明るさを抑えることでテーブル上の料理を美味しく演出することができます。
カフェの照明器具
ペンダントライト
天井から吊り下げて使うペンダントライトは、メイン照明として使用することができる人気の高い照明器具です。
吊り下げる高さを変えることによって、明るさを調整することができます。
また、ペンダントライトは種類が豊富であるため、カフェのコンセプトに合ったデザインを選ぶことが可能です。
スポットライト
スポットライトは、複数のライトを設置することが可能です。
スポットライトは、天井にダクトレールを設置することで、直線状に複数のライトを配置することができるため、カウンターなどに適しています。
照明の方向を自由に変えることができるため、様々な演出をすることができることがスポットライトの特徴です。
スタンドライト
スタンドライトを導入することで、カフェの端まで明るさを調整することができます。
スタンドライトは、工事なども必要なく配置も自由に変えることができる利点があります。
店内の角まで光が行き届いていない場合や、壁に反射させて演出をしたい場合などにはおすすめできます。
壁面ライト
カフェの雰囲気づくりには、壁面ライトを設置することがおすすめです。
壁面ライトは壁を照らすことで、インテリアや壁に設置された絵画やメニュー、観葉植物などを効果的に演出することができます。
また、壁材をレンガや木材にすることで、お洒落で落ち着いた雰囲気を作り出す効果も期待できます。
まとめ
カフェの照明デザインは店舗作りを成功させるための重要なポイントのひとつです。
カフェでは特に雰囲気作りが大切なので、店舗のコンセプトに合った照明器具を選ぶことで売上に直結することが期待できるでしょう。