美容室では、店舗の明るさによって印象や満足度が大きく変わることがあります。
暗い店内では、カラーリングや肌の色も良く見えにくいためお客様が満足しにくくなり、失敗する可能性も高まります。
今回は、美容室の照明が暗いと失敗する理由と改善策、注意点などについて解説します。
美容室の照明が暗いと失敗する理由
明るい雰囲気の店内が多い美容室ですが、なかにはオシャレさを出すために照明を暗めにする店舗の存在します。
では、美容室の照明が暗いとどのような失敗に繋がってしまうのか紹介していきます。
照明が暗いと顔色が悪く見える
照明が暗いと髪の色や肌の色が綺麗に見えない場合が多いです。
カット台で施術を受ける際にはお客様が自分自身の顔を正面から見ることが多いため、老けて見えたり皺やくまが目立ってしまうとあまりいい印象を受けません。
照明を複数の角度からあてることで、肌も白く見え顔色も良く映ります。
カラーリングで苦労する
美容室の照明が暗すぎる場合には、カラーリングの際に色味が違って見えることがあります。
お客様が店内で感じた色と退店した後に感じた色が異なるとクレームに発展することやリピート率の低下につながってしまいます。
そのため多くの美容室では昼白色の色味が判断しやすい照明を使用します。
美容室の照明が暗い場合の改善策と注意点
美容室の照明が暗い場合でも改善することができるため、その解決策や注意点について紹介していきます。
照明の角度を調整する
照明は一方向から照射するだけでは十分に機能しません。
美容室には様々な場所があり、その場所に応じた照明器具を使い分け複数の角度から照射する必要があります。
特にカット台付近では肌の色や皺などが目立たないよう複数の角度から照明をあてることが大事です。
美容室に必要な照明の明るさ
美容室では明るさの基準である照度が1,000lx程度が理想とされています。
飲食店では300-700lx、リビングでは150-300lx前後といわれており、美容室では理想とされている照度はかなり高く設定されていることが分かります。
店内全てを1,000lxにしてしまうと明るすぎるため、カット台など一部の場所を1,000lxにし、他の部分を抑えるなど工夫をしましょう。
壁や天井の色を変える
美容室の壁や天井の材質や色によって明るさの感じ方が異なる場合があります。
内装材によって反射率も違うため、同じ照明の強さでも暗く感じてしまい適切な明るさを提供できないことがあります。
壁や天井が黒やグレーなどの暗い色であると反射率が低く、逆に白い色味であると反射率が高くなり明るい印象を与えます。
まとめ
美容室では、照明器具や照明の強さだけでなく、壁や天井の色や材質、設置する角度や位置などにも注意する必要があります。
店舗が暗くなるとお客様の満足度も下がり、リピート率も低下する可能性があるため、内装デザインを設計する際には店舗の明るさにも十分注意しましょう。
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