飲食店でゴキブリや害虫が発生すると営業停止などのトラブルに発展するリスクがあります。
このため、飲食店では害虫の対策や再発しないよう防止策を講じなくてはいけません。
今回は飲食店でゴキブリや害虫が出た場合の対処方法と、営業停止にならないポイントについて解説します。
飲食店で害虫が発生したら営業停止になるのか
飲食店でゴキブリや害虫などが発生しただけでは営業停止にはなりません。
しかし害虫による影響によって食中毒が発生したり、店舗の設備や営業に重大な支障をきたす場合には営業停止になることもあります。
被害の状況によっては数日から数週間の間、休業しなければいけなくなります。
そのため飲食店では、害虫の発生がないように対策を講じることが必要です。
飲食店で害虫を発生させない対策とは
隙間を作らない
飲食店では隙間を作らないことで害虫の侵入を防ぐことができます。
害虫は小さいため数ミリの隙間があるだけで容易に店内に侵入することができるため、隙間を埋めなければいけません。
例えば排水溝や換気口、劣化した建物ではドアや窓に隙間が空いていることもあります。
排水トラップや隙間を埋める補修工事をすることで害虫の侵入を防ぎましょう。
段ボールは放置しない
飲食店では仕入れをする際に大量の段ボールを使用するため、長期間放置することも多いです。
しかし、段ボールは害虫がついていることや卵がついていることも多く、放置すると繁殖させてしまう原因にもなります。
特に夏場には繁殖力が高まるため、段ボールはこまめに処分しましょう。
清潔感を保つ
飲食店では、定期的に衛生管理を実施することが求められます。
定期的に害虫駆除を実施し、清掃作業を徹底的に行うことで、ゴキブリや害虫の発生を防ぐことができます。
飲食店では食材を多く扱うため、カスなどが床に落ちていると害虫が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
厨房だけでなく客席周辺もお客様がいない時間帯に、定期的に清掃する必要があります。
植物を取り入れることも有効
飲食店では植物を設置することで害虫除けに利用することができます。
特にレモンなどの香りが強い植物やハーブなどは虫が苦手な香りであるため、店内や周辺に設置することで害虫が寄り付かない環境にすることができます。
まとめ
飲食店でゴキブリや害虫が発生した場合には、速やかに対処し、再発防止策を実施することが必要です。
害虫を放置していると営業処分だけでなく、お客様の信頼も失ってしまうかもしれません。
衛生管理を徹底するとともに、害虫が発生しにくい店舗デザインを設計することが大切です。
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