「飲食店のトイレの費用が知りたい」「トイレ改装には補助金を活用できるの?」という方も多くいます。
飲食店のトイレは、一日に多くのお客様が利用するため常に清潔に保つことが求められます。
トイレの内装が劣化していたり、便器が故障していると飲食店の印象も悪くなってしまいます。
今回は、飲食店のトイレ改装の費用や補助金の活用について解説していきます。
飲食店のトイレの改装費用は
飲食店のトイレのリフォームは、便器本体だけでなく壁などの内装デザインごと改装する場合が多いです。
トイレの本体は5万円から35万円程度の費用がかかります。
特にタンクや給水部分を隠すことができるキャビネット付きのトイレは、スッキリとしたデザインで掃除道具などを収納できますがその分高くなります。
また、壁材や床材の工事費用は4㎡の広さで2万円程度になります。
他にも古いトイレの撤去費用や洗面器、バリアフリー対応の設備などの導入などを含めると、10万円から100万円以上かかることが一般的です。
飲食店のトイレ改装に活用できる補助金や助成金
飲食店のトイレを改装したいけど、「ウチにそんな余裕はない」という方も少なくありません。
そんな時に国や自治体からの補助金や助成金を活用することで店舗をより魅力的に改装することができるようになります。
小規模事業者持続化補助金
従業員が5人以下の小規模な事業者が対象であり、経営が困難になった場合や販路開拓などを目的としており最大で50万円の補助金が交付されます。
補助対象は店舗改装や広告掲載であり、トイレの改装工事も含まれます。
中小企業振興補助金
中小企業のサービス業や小売業、製造業などを対象としており、地域経済の活性化や人材の育成、設備の導入などに補助金が交付されます。
機器備品費等、広報費、旅費、開発費、委託費などの経費に割り当てられるため、トイレ改装の工事費用も対象となっています。
補助金や助成金を活用する際の注意点
補助金や助成金を受けるには様々な注意点があるため、それぞれ紹介していきます。
一定の条件を満たす必要がある
補助金には申請条件があり、だれでも交付されるわけではありません。
対象の経費や事業者をしっかり確認することが重要です。
また補助金は不定期に募集されているため、期限を過ぎると申請できないこともあります。
そのため補助金の募集には常に目を通しておくことが大大切です。
多くの補助金は後払い制
補助金は申請をして、経費が支払われた後に交付がされます。
そのため補助金を頼りにして工事を行ってしまうと、資金が足りなくなって事業が滞ってしまうこともあります。
補助金を受け取ることができるまでには期間があるため、ある程度の余剰資金が必要になります。
まとめ
飲食店のトイレの改装は店舗のイメージにつながる重要なポイントです。
費用を抑えてしまうと汚れやすくなったり、お客様の利便性を損ねる可能性があります。
トイレには様々な種類があるため、飲食店に適した本体を選ぶときにはデザインが得意な施工会社へ相談して決めることがおすすめです。
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