新しくカフェを開業する際に、重要になるのが店舗の間取りやレイアウトです。
15坪のカフェでは、客席数や厨房のバランスをどのように決定すればよいのでしょうか。
今回は、15坪のカフェのおすすめの間取りやレイアウト、座席数や厨房の広さについて解説します。
15坪のカフェのおすすめの間取り
15坪のカフェの客席と厨房のバランスはどの程度になるのでしょうか。
カフェでは、飲食店の中でも油を使う作業が少ないため、厨房の割合は全体の20％ほどの広さが適切といわれています。
しかし、メニュー数が多い場合や揚げ物などを提供する場合には、厨房の割合も大きくなります。
座席数
カフェの客席数は、坪数×1.5が目安といわれているので、15人程度を目安にしましょう。
また、ゆったりとした雰囲気のカフェを作りたい場合には、座席数を減らすことが必要になります。
座席数はカフェのコンセプトだけでなく、売上や回転数にも影響を与えるため慎重に決めることが大切です。
厨房の広さ
多くの飲食店では、厨房の広さをなるべく抑えてその分客席を増やしたいと考えてしまいます。
カフェの厨房は全体の2割程度の広さが必要であり、最低限のスペースが確保できないと開業後に後悔する可能性もあります。
15坪のカフェのレイアウトの注意点
15坪という限られた敷地内でカフェをオープンさせる場合、いくつかの注意点について紹介していきます。
厨房の見え方
カフェでは、厨房が見えるオープンなレイアウトが魅力のひとつです。
オープンキッチンでは、コーヒーを淹れる様子をお客様に見せることができパフォーマンスとしても活用することができます。
また、お客様とコミュニケーションを取りやすくなるため、会話が増えることで安心感も増しリピート率の向上が期待できます。
入店しやすいカフェレイアウト
カフェのレイアウトは、外からお客様が店内の様子をみてイメージを膨らませることができることがポイントです。
外からカフェ内の内装や雰囲気をみることができると、店内の客席数や配置、雰囲気が把握しやすくなるため入店しやすくなります。
店内を動きやすくする動線
15坪のカフェでは、複数のスタッフが働く場合が多いため作業動線を考慮して設計しましょう。
特に、厨房で作業する際に、すれ違うことや入れ替わることが困難なレイアウトでは作業効率が悪くなってしまいます。
厨房では広さの確保だけでなく動きやすい作業動線の設計が必要になります。
まとめ
カフェのレイアウトでは、客席や厨房のバランスが重要になります。
厨房が狭いと作業効率が悪くなり、客席が少なすぎると売上が減ってしまいます。
カフェの間取りやレイアウトで悩んでいる場合には、デザイン会社に相談をしながら開業を進めることが大事です。
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