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10坪の美容室の開業資金はいくら?内装費用や設備費用を解説!

2023.10.26
10坪の美容室の開業資金はいくら?内装費用や設備費用を解説!

10坪という小規模な美容室の開業にはいくら資金が必要になるのでしょうか。

小規模な美容室は物件も多くないため賃料なども高くなる傾向にあり、必要な準備資金を知ることで節約などの対策を行うべきです。

今回は10坪の美容室の開業資金や内装費用、設備費用について解説します。

10坪の広さがあれば美容室の開業は可能なのか

 

美容室の平均的な広さは15坪程度といわれています。

15坪の広さだと従業員は2人以上いてお客様も窮屈に感じない余裕があります。

そして10坪の美容室だと従業員は1人でも不自由を感じることがない広さになります。

 

広さには内装制限がある

美容室には最低限13㎡の広さが必要になり、トイレやシャンプー台、バックルーム、受付、消毒室など場所を確保する必要があります。

 

10坪の美容室の開業資金

10坪の広さの美容室では700万円から900万円程度の開業資金が必要になります。

各工事や費用は以下のような項目があります。

 

  • 物件契約
  • ・広告宣伝費用
  • ・初期の運転資金
  • ・内装費用
  • ・美容機器の設備費用
  • ・求人費用

 

10坪の小規模な店舗を開業する場合、従業員の数も少ないため求人採用費用などは安く抑えられる傾向にあります。

しかし規模が小さいと売上も伸びにくく頭打ちになる可能性も高くなります。

10坪の美容室の内装費用

 

次に内装費用は、開業資金の約半数を占め、400万円から600万円程度はかかります。

工事の種類は以下のような項目があります。

 

  • ・設備工事
  • ・家具造作工事
  • ・壁造作工事
  • ・床上工事
  • ・天井工事
  • ・仮設工事
  • ・電気工事

 

10坪の美容室の設備費用

美容室では以下のような美容機器、設備、備品などを多く取り扱うことになります。

設備費用は40万円から70万円程度必要になります。

 

  • ・シャンプー台
  • ・カット椅子
  • ・トリートメントなどの機材
  • ・シャンプー
  • ・カラー剤
  • ・タオル
  • ・空調機器
  • ・洗濯機
  • ・冷蔵庫

 

設備費用は広いほど高くなります。

小規模な美容室では購入ではなくリースなどを利用して開業費用を抑えることも手段のひとつです。

10坪の美容室を開業するために必要な自己資金は

 

美容室の準備資金の内、自己資金は約25%ほど用意すべきと言われています。

そのため900万円の場合は自己資金を最低でも225万円は準備しておきたいところです。

残りの資金は知人や家族などから借入をするか日本政策金融公庫のような融資を受ける方法があります。

まとめ

 

10坪という小規模な美容室でも開業することは可能です。

しかし必要な開業費用の内訳や規模に応じた設備費用などを理解しておかないと失敗する可能性も高まります。

上記のポイントを抑えてしっかりと準備を行ってから独立開業を進めていきましょう。

 

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