美容室における照明設計の基本は、適切な照明器具の選び方にあります。
美容室によってイメージやコンセプトも違い、カットやシャンプー台など部屋によってベース照明やスポット照明のように役割別に照明器具を選ぶ必要があります。
今回は美容室の照明設計における基本と注意点についてみていきましょう。
美容室の照明の基本
美容室の照明には大きく分けて店舗全体を照らすベース照明と施術面などを照らすスポット照明の2種類があります。
店舗全体を照らすベース照明
ベース照明は、部屋全体を照らして雰囲気を決める役割があります。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明で室内を広く見せる効果があります。
照度が低いため、他のスポットライト、ペンダントライトなどと併用することで明るさを確保することができます。
また、照度の低さをうまく利用することで落ち着いた空間を作りやすくなります。
ペンダントライト
ペンダントライトはレールなどを設置して、コードで天井から吊り下げるタイプの照明です。
家庭でも使用されることが多く取り付けが簡単なことが特徴です。
吊り下げる位置や場所によって店舗の雰囲気を変えやすくなります。
シャンデリア
シャンデリアは1台だけでも豪華な印象を与えることができます。
特にラグジュアリーな雰囲気の美容室に適しています。
シーリングライト
シーリングライトは天井から広範囲に光を拡散させることができます。
そのため室内を均一な明るさにするメイン照明としての役割を果たすことができます。
施術面などを照らすスポット照明
スポット照明は、必要な場所を狙い光を当てる照明器具です。
スタンドライト
スタンドライトは部屋の隅やテーブル上などに設置することで作業性を高めたり、雰囲気を維持することができます。
ブランケットライト
壁面に設置するブランケットライトは、動線に配置することでお客様を適切に誘導する効果や部屋全体を明るくすること効果があります。
美容室の照明設計における注意点
美容室のベース照明とスポット照明には、それぞれ適切な照明器具があります。
注意しなければならないのは、照明器具を適切な場所、適切な用途で使用することです。
ブランケットライトやスタンドライトはメリハリをつける効果や手元や壁などを部分的に明るくする役割があります。
間違えてベース照明として設置しても十分に効果を発揮することができないため注意しましょう。
まとめ
美容室の内装デザインの施行は、店舗ができるまで想像しかできず失敗することも少なくありません。
そのため施行を計画する際にはデザイン会社などと相談をし、納得したうえで進めることがおすすめです。
ロルフは、名古屋で美容院・美容サロンの店舗設計・店舗デザインを得意とする会社です。
照明の明るさや色合い、デザイン性、コンセプト、テーマによって照明の種類を厳選し、照明の使い方で店舗の魅力を最大限に引き出すことができます。
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