厨房のレイアウトはお客様にはみえない場所ですが、レイアウトを工夫すると移動時間を短く、作業効率も上がります。
調理しやすい環境を作ることができればお客様満足度も上げ、売上UPにつなげることも可能です。
今回は、厨房レイアウトで売上UPする3つのポイントを解説します。
厨房レイアウトの3つのポイント
厨房のレイアウトで大切なポイントは、店舗のスタッフが働きやすい空間を設計できているかです。
厨房の調理器具や設備、食器などは設置する場所を間違えると作業効率が悪くなり、料理を提供する時間にも影響を与えてしまいます。
厨房レイアウトでは、清掃がしやすいシンプルな作りや、店舗スタッフが働きやすい動線を考える必要があります。
清潔感を保つために整理・整頓・清掃がしやすいか
厨房のレイアウトを設計するうえで、清掃のしやすさを意識する必要があります。
厨房は空きスペースなどがないように、できるだけシンプルな作りにしましょう。
また、隙間が多いとゴミやほこりが溜まりやすくなり、整理整頓も容易ではありません。
調理場の近くに冷蔵庫や食器置き場を配置するなど、作業や片付けをしやすいレイアウトにすることで、清潔感を保つことができます。
調理しやすい動線かどうか
厨房内のスタッフの動きを把握して、調理をしやすい環境を整えましょう。
厨房のスタッフが1人だけの店舗の場合は問題ありませんが、複数人で作業する店舗では厨房内でのスタッフの動線を把握する必要があります。
設備の配置や、通路の幅などを適切に設計することで、作業のしやすい空間を作り出すことができます。
動線が重なると作業しにくくなり、料理を提供する時間が遅れるかもしれませんので、結果的にお客様の満足度が下がってしまう原因となるため、無駄のない動線にすることを意識しましょう。
店舗の看板メニューを効率よく作れるか
注文されることの多い主力のメニューを効率よく作れるレイアウトになっていることがとても重要です。
看板メニューを早く調理できる作業環境にすると、お客様の満足度と、回転率も上がるため、売上を大きく伸ばすことに繋がります。
また、使用する調理器具や、設備が離れていると、無駄な作業が増えることになるので、看板メニューを効率よく調理できるレイアウトにすることで売上UPを狙いましょう。
まとめ
厨房のレイアウトでは店舗スタッフの動線が重なることのないように設計しましょう。
動線が重なるとスタッフがぶつかる危険もあり効率のいい作業環境を作ることができません。
また、清潔感を保つために隙間のできないシンプルな作りにすることによって整理整頓がしやすくなります。
厨房レイアウトはお客様の目には届きませんが、売上を上げるためには重要な役割があることを覚えておきましょう。