15坪程度の広さの美容室では、どの程度の内装費用がかかるのか。
内装費用はこだわることで多くの費用をかけることも、安価で済ませることも可能ですが、予算内に店舗の良さを引き出す内装デザインを設計しないと開業後にうまくいきません。
今回は、15坪の美容室の内装費用の相場や座席、レイアウトのポイントなどを解説します。
美容室の内装には多くの資金が必要になる
美容室の開業資金の中でも、内装費用は4割から5割を占めるため計画を立てて依頼をする必要があります。
内装デザインは、素材や設備にこだわることで多くの費用がかかり、予算内に抑えることが難しくなります。
そのため15坪の美容室ではどの程度の相場なのか、セット台や設備の数や種類、施工業者の選び方などを慎重に検討することが大事です。
15坪の美容室の内装費用
15坪の物件では600万円から900万円程度の内装費用が標準です。
坪単価は40万円から60万円ほどになり、美容室の規模が小さいほど坪単価が高くなることに注意しましょう。
15坪の美容室の座席数
15坪以下の美容室のセット面は4台から6台、シャンプー台は2台程度設置が可能です。
セット面を多く設置すると集客もしやすくなりますが、スペースに余裕がなくなる場合があります。
15坪の美容室の内装費用を抑えるポイント
15坪の美容室の内装費用を抑えるポイントについて紹介していきます。
家具や設備の中古品も検討する
新品の家具や設備を購入すると高額になります。
中古品を検討することで、コストを大幅に削減できます。
美容室用の中古のシャンプーチェアやヘアドライヤーなどが市場に出回っているため、賢く費用を抑えることもできます。
内装デザインから施工までを一括して依頼できる業者を選ぶ
美容室などを手掛ける内装業者には、設計デザインか施工どちらかを担当する業者と一括で請け負う業者の2種類が存在します。
内装デザインから施工までを一括して依頼できる業者を選ぶことで、コミュニケーションの手間や調整作業が減り、効率的に内装を進めることができます。
さらに、一括依頼により費用も削減できる可能性も高いです。
レイアウトのアクセントを絞る
美容室の内装において、全ての部分に高額な装飾や設備を取り入れる必要はありません。
代わりに、お客様が特に注目するエリアや、ブランドイメージを引き立てるポイントに重点を置いて予算を使うことができます。
必要な部分に資金を集中させましょう。
まとめ
15坪の美容室では、初期費用を抑えて他の美容室にはない強みを活かす内装デザインにすることが重要です。
しかし、内装にただ費用をかけるわけではなく、予算の範囲内で店舗の良さを引き出すことが大切です。
そのため、美容室の施行経験が豊富な内装業者を慎重に選ぶことが求められます。
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