美容室では、カットやカラーをより鮮明に見せ、お客様が満足するヘアスタイルのために照明がとても重要なポイントとなります。
とくに照明の色温度は、作業効率やお客様の満足度にも大きく影響します。
今回は、美容室の照明の色温度の基準や選び方について解説します。
色温度とは
色温度とは発行体の光の色を数値化した指標のひとつです。
単位はK(ケルビン)を用います。
例えば、青白い昼光色は5700-7000K、オレンジ色の電球色は2600-3250Kなど照明の色によって色温度の値が変わります。
美容室の色温度の基準
美容室の色温度は作業する場所によって最適な照明が異なります。
正確な色を判断したい場合やカラーリングの確認などでは明るい色温度である昼光色が適しています。
色温度は6500Kが必要であり、天井に設置することで正確な色を判断しやすくなります。
一方でお客様の照明を照らす場合や健康的な肌の色を演出したい場合には、色温度が3000K程度の電球色を選ぶことで温かみのあるリラックスした空間を作ることができます。
美容室の色温度の選び方
美容室ではカラーリングのチェックやカット台、待機室など場所や用途によって適切な色温度が変わります。
ここではどのような色温度があるのかを紹介します。
昼光色
昼光色は他の色と比較して白く青みがかっており最も明るい色温度です。
集中力を高めたい場所では昼光色や昼白色などの明るい色が適しています。
昼白色
太陽の明るさに近い色が昼白色です。
自然な明るさを演出することができます。
電球色
電球色はオレンジなどの暖色系で温かみのある色温度です。
リラックスしたい場所や目が疲れにくくなる効果があります。
美容室の色温度の注意ポイント
美容室の照明は明るければ良いというわけではありません。
美容室の照明は上記で解説している色温度の他にも演色性にも注意する必要があります。
演色性とは物の色が正しく見えるかを示す指標であり、カラーリングなどをする美容室ではとても重要なポイントになります。
肌の色や髪の色を確認するためにも、演色性の高い照明を使う必要があり、Ra85以上が基準とされています。
また色温度もカラーリングの確認やカット台付近などによって適切な基準が異なります。
店舗の雰囲気やバランスを考慮して照明の配置を計画しましょう。
まとめ
美容室における照明の色温度には、場所や用途によって基準が異なります。
カラーリングやカット台などで適切な照明の色温度を設計することでお客様の満足度も上がり、リピート率を高めることも可能です。
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