オフィスでは、乾燥や花粉によって生産性が低下してしまいます。
人の出入りが多いオフィスは、それだけ花粉が侵入しやすくなるため対策が必要になります。
今回はオフィスデザインで乾燥や花粉を防ぐための方法についてみていきましょう。
オフィスで乾燥や花粉に悩まされる原因
オフィスが乾燥しやすい原因として湿度の管理ができていない可能性があります。
特にオフィス街では、高層ビルで窓を開けられない構造や環境も多く、換気がしにくいことが特徴です。
またオフィスでは、水を使用することが少ないため空気中に水が放出されないことが乾燥の原因にもなっています。
そしてオフィスで花粉シーズンを迎えると花粉症に悩まされる人も多くなります。
花粉症は従業員の生産性を低下させる原因のひとつですが、オフィスで具体的な花粉対策を行っている企業は多くありません。
オフィスデザインで乾燥や花粉を対策する方法
オフィスは随時空調を入れていることが多く、また人の出入りが多いため、乾燥や花粉の対策をする必要があります。
では、どのような対策をしたら良いか紹介していきます。
空気清浄機の設置
オフィスでは窓を開けることができない環境も多いため空気清浄機を導入しましょう。
花粉は従業員やお客様の服に付着して侵入し、放置すると溜まっていきます。
オフィスに何台も空気清浄機を設置できない場合には入口周辺にだけでも用意することが大事です。
加湿器の設置
花粉は乾燥するとさらに飛散しやすくなる特徴があります。そのため空気清浄機と合わせて加湿器も用意すると良いでしょう。
加湿器を活用することで、空気中に舞っている花粉を湿らせて床に落とすことができ、花粉症を防ぐ効果があります。
オフィスの湿度は40%から60%の間が適切とされています。湿度が低すぎると乾燥してしまい、高すぎる場合もカビが発生しやすくなります。
最近では、加湿器と空気清浄機の一体型の製品も販売されているため活用することが大切です。
観葉植物の導入
観葉植物は湿度を調整する役割があります。
植物は、水分を根から吸出し葉から蒸散させます。
そのため乾燥している環境では水分を放出し、湿っている環境では逆に水分を吸収するため適切な湿度を保つことができます。
デスク周辺の清掃
花粉は空気清浄機によってある程度綺麗な環境を作ることができますが、清掃することを欠かさないようにしましょう。
花粉が侵入したら室内に蓄積するため、定期的掃除をして取り除くことが大切です。
まとめ
オフィスでは花粉対策をすることで快適な職場環境を作ることができます。
日本では3人に1人は花粉症であるという統計もあり、乾燥や花粉の対策はオフィスでも重要なポイントになります。
職場の士気や生産性をアップさせるためにも適切な花粉対策を行うことが重要です。
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