美容室ではシャンプー台やカット台のデザインや動線も大事ですが、床材もとても重要なポイントのひとつです。
美容室では、薬剤や髪の毛などが床に落ちるため、掃除がしやすい床材を選ぶことで作業効率や安全性、衛生面も向上します。
今回は美容室で掃除のしやすい床材の選び方や張り替え費用について解説します。
美容室の床掃除が重要である理由
美容室では、清潔で快適な空間を維持することがとても重要です。
床が常に綺麗であればお客様の満足度も上がりますが、汚れていると印象が悪くなってしまいます。
また床に落ちている髪の毛や皮脂、薬剤、化粧品などは放置するとカビや菌の発生源にもなります。
そして汚れた床は滑りやすくなり転倒の原因にもなるため、安全性や衛生維持のためにも床掃除はとても重要になります。
美容室の床掃除が簡単な床材
美容室は、切った髪が散乱したり、カラーリング剤で汚れたり、シャンプーで床が濡れたりと、業務中にさまざまな手入れが
クッションフロア
柔らかな素材で、汚れが付きにくく、水拭きや掃除機で手軽に清掃できます。
また、滑りにくい性質も持っており、安全性も考慮されています。
コンクリート
堅固な素材であり、一般的にはシンプルなデザインですが、掃除がしやすく、水拭きや掃除機で手入れが可能です。
ただし、寒さや硬さが問題になることもあるため、クッションマットなどで足元の快適性を確保することが大切です。
モルタル
モルタルはタイルのように床一面に継ぎ目が存在しません。
そのため床材の間に薬剤や髪の毛などが入り込むことがないのでメンテナンスがしやすい特徴があります。
塩ビタイル
塩ビタイルはクッションフロアと同じような性質をもっており、タイル状にカットされています。
しかし目地はほとんどないため、ゴミが入り込みにくく掃除がしやすい素材といえます。
タイル
タイル床は耐久性が高く、水や汚れに対して比較的強いです。
汚れが付いても比較的簡単に拭き取ることができますが、目地部分に汚れが蓄積することがあるため、適宜掃除を行う必要があります。
美容室の床を張り替える費用
美容室の床の張り替え料金は床材によって変わります。
クッションフロアのような安価の床材では約10㎡で4万円から5万円程度になりますが、フロアタイルでは6万円から7万円、フローリングでは16万円から18万円程度かかります。
床材の張り替えは、素材によって大きく費用が変わるため予算や店舗の雰囲気に適したものを選ぶことが大事です。
まとめ
美容室の床掃除は、衛生維持、顧客満足度の向上、安全性の確保、メンテナンスの容易さなどさまざまな理由から重要です。
特に、汚れや滑りを防ぐために定期的な清掃が必要です。
美容室の魅力を保つためにも、床の清潔さとメンテナンスには十分注意をしましょう。
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